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#言語化力 #言葉ダイエット を掛け算したら

圧倒的な熱を浴びて…

今日のイベントの余韻は、いつになくすごい…

このたび最前列に座るのも、かなりの覚悟を要した。

今日のイベントは、さながら護摩業で火傷するであろうほどの熱を浴びることは、容易に予想がついたからである。

『言語化力』の著者。
話し言葉の達人である、三浦崇宏さん。


『言葉ダイエット』の著者。
書き言葉の達人である、橋口幸生さん。


さらに、『メモの魔力』、『実験思考』といったベストセラー本の編集者の竹村俊助さん。


のお三方が揃った、

【プロが教える言葉の技術上級編】

というイベントだったのだから!

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そしてたった今。
近隣のカフェにて、このイベントnoteを拵えている最中である。

受けに受け、浴びに浴びたこの熱を、少したりとも逃したくないからだ。

以下、レポートに入る。

登壇者が熱すぎる!良い意味で!

何より心に熱く響いたのは、登壇者の方の強烈すぎるキャラである。

三浦さん

・パワーワードを連発!
・よく喋られる!けど…
・めっちゃ色々な方をほめるし、仕事の中身を全部覚えている!

橋口さん

・プレゼン苦手と言いつつ、話し上手!
・洗練された言葉使いやプロ意識。
・サインでイラストまで描いていただく心配り。

竹村さんは、今回はタイムキーパー等の裏方に徹せられていたが、いつかお話を伺うイベントがあったら、是非とも馳せ参じたい次第である。

さて。

三浦さんは、ご自身でもビジネス芸人などと言われていたが、とにかくFacebookやTwitter等のSNSの広告動画等々で、非常に目にすることの多い、広告業界の大御所である。

胆力のありそうな風貌から、怖そうな人かな、と思われる方もいるかもしれないが、この度のイベントで確信した。

超優しい

だって、会場入りした時の一言目が、

「惜しむな!拍手を!」

で、その後に橋口さんと竹村さんへの感謝を述べられた上で、会場の皆さんに拍手の練習をお願いするような方だよ?

超優しくない?

会場と登壇席を見事に融和させる完璧すぎる掴みであった。

また、三浦さんで感銘を受けたところがもう一つある。

とにかくよく喋るのである。
サービス精神も非常に旺盛で、終始楽しく聴くことができた。

しかし、三浦さんの凄いところは、そこではない。

・自分が話すターンになったらとことん喋る。
・橋口さんが話すターンになったら、橋口さんに話させる。
・橋口さんのターンで三浦さんが喋るタイミングは、会場が分からないであろう言葉の意味や業界事情、もしくは褒め言葉に絞られていた。さながら名解説者に徹される。

ところである。

だから、聴けば聴くほど驚いたのだが。
確かに三浦さんはよく喋った。
本当によく喋られた。
しかし、一度たりとも、橋口さんの話を遮ったり、邪魔になることを言ったり、自分の話にもっていくような事をされなかった。

話のプロ中のプロである

始めはプレゼンが苦手と言われていた橋口さんが、徐々に徐々に積極的な話し手になられて、橋口さんの面白いコンテンツを三浦さんが絶妙に拾って、アシストして、橋口さんがもっと色々と楽しく話しをするようになっていく…

という素晴らしい会話の循環が出来上がっていったのかな、と考えた次第である。

感動しました。

イベントパワーワード集

三浦さんと橋口さんのパワーワードをとにかくメモして覚えている範囲で下記に載せよう。

三浦さん

コンテンツの真ん中にある言葉をとり出せるのがいいコピーライター

コピーライターの仕事は、「鉈で割る」「ノミで仕上げる」両方できるのが、良いコピーライター

クイエイターあるある。作り手になったら、受け手になった気持ちを忘れる問題

クリエイターあるある。難しい文章を偉いと思う問題

礼儀は「相手を大切に丁重に立てるためのもの」から「相手の時間を奪わないもの」にシフトしている。

「プロレスのことしか知らない奴はプロレスについて何も知らない」という言葉は何にでも当てはまる!

クリエイティブは、「ツッコミクリエイティブ」→「ボケクリエイティブ」にシフトしている!つまり、コンテンツを見た人たちの突っ込み待ちで、見た人たちがコンテンツに参加できるのがよいコンテンツ!

「ほめディスり」…不良の喧嘩の「やめろよ!こいつと喧嘩したら街を歩けなくなるぜ!」という言葉は、実は止めたふりして煽っている。

「ディスりほめ」…「いやーこんなわがまま言えるのって○○さんだけですよね〜」というコミュニケーションはテクニックとして覚えておくといいぞ!

目に見えない努力を見つけて真似るのが大事!

橋口さんの映画コラムはすごい!本にして!

自分が勝っていると言うことは、負けて傷ついている人がいると言うこと。これを忘れて戦っては決していけない。

別の視点を与えるプロがクリエーター

ピンチはクイズにしよう!

人やアイデアは、褒めて変えるのが一番!

分からないことは恥ずかしいことではない。分からない時は素直に分からないと言えばいい。

橋口さん

人間だけが時速900キロで熟睡できる(ANAとスターウォーズのコラボコピー)

つらい(プリッツのコピー)

礼儀マウンティングってありますよね。

聖徳太子の「日出処の天子〜」は、最高の聖徳太子のコピーである。

大御所の真似して若手潰れる問題

相手の無茶振りに妥協してできたコンテンツが、当初よりも良いコンテンツになることは多々ある。

〜は難しいですが、これならできます、がクリエイティブ!

ほめて変えないのが普通のCM
けなして変えないのがTwitter
けなして変えるのが広告業界だった
褒めて変えるはすごい!

言葉を正しいのか、疑っている。

お得意様とは言わない。クライアントという。

質問に対して

Q.話し言葉の意味、書き言葉の意味はなんですか?

A.三浦さん
話し言葉はパーツに過ぎない。
言語化できない情報(表情、声のトーン、言い方)の方が大事なことも多々あるから、話し言葉に意味はもたせ過ぎない方が良い。

A.橋口さん
書き言葉にすることで、頭の整理ができることが何より意味があると思います。

Q.言霊はあると思いますが?

A.三浦さん

言葉は人間にしか通じない。天気良くなったらいいなと言ったところで、何も変わらない。ただ、あの人が好きだ、と言い続けることで変わることはあると思う。

A.橋口さん

メールで、「素案をお戻しします」という人は、一生お戻しするだけの人生だろうと思う。

イベントを終えて

これから言語化力も言葉ダイエットも、読むのが心から楽しみである。

サイン会でも、三浦さんにはアンドーさんと書かれたのが、実はすごく嬉しかったし、橋口さんにはイラストを懇切丁寧に書いていただけたのもとても嬉しかった。

自分もプレゼン部と創作を大好きでやり続けている者として、この2冊をこれからの大きな糧とすることにしよう。

改めまして。

三浦崇宏さん
橋口幸生さん
竹村俊助さん

心より御礼申し上げます!

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