HSPの私が幸せを感じすぎて体調不良になった話

五感で幸せを味わう

HSPの私が
生きていく上で
大切にしていることであるが

幸せを求め過ぎて
体調を崩した話をしようと思う

＊

とても理想的な
朝型人間の生活をして
幸せを味わっていた

(すでに過去形になってしまったが)

日の出頃に散歩に出かけ
朝ごはんをゆっくり食べる

カフェオレを飲みながら
猫を撫でる

こうして幸福感を
高めることで

仕事へ向かう日も
少し前向きになっていたし

趣味の時間も
楽しめるようになってきた

ただ、ストレスが
全くたまらない
なんてことはなくて

知らず知らずのうちに
たくさん食べることで
ストレスを解消してしまっていた

食べることは
私の五感をフル活用し

幸せな気持ちを味わえる
とっておきの方法だったから

その幸せを
たくさん味わいたい

そう考えた私は
・大好きな唐揚げを10個買う
・300gのハンバーグを食べに行く
・お菓子を大量に買ってストックする

などなど…

タガが外れたのか

毎日のように
好きなものを食べ続けた

そのときは
すごく幸せだった

でも食べるのは一瞬で
幸せは長くは続かない

だから日々食べ続ける

なにか足りないものを
うめていくかのように

そうしてある朝
起き上がれなくなった

回転性の目眩
無気力さ
体のだるさ
下半身のむくみ
お腹を下す

幸せをたくさん
味わったはずなのに

どうして？

そんな思いで
やるせ無い気持ちになったが

どんなことも
やり過ぎ、はよくないのだろう

もう一つ
気づいたのは

大きな幸せを
一番手っ取り早い方法で
掴みに行こうとしていたのではないか

その場しのぎの
幸せを求めすぎている

そんなふうにも思った

世の中はとても便利で
簡単に色んなものが手に入る

だからこそ
すでに知っているものや
すぐそこにあるものだけで
自分を満たそうとせず

好きなものに縛られず
少し視野を広げて

他の選択肢も見てみたら
どうかと思っている



たとえ選択に
失敗したとしても
回り道になったとしても



ああ、それが夢なのかな

思えば［朝型人間］は
私の夢だった


早起きなんて
朝の散歩なんて
好きじゃ無いし
考えられなかったけど

色んな課題を
クリアして

今やその夢は実現し
習慣になったんだ

だから今は
新しい夢を見つける時
なのかもしれない

そう思っている