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私の人生、私が主役であれ。HSPのやさしさは他人にとって蜜の味。

何で生きてるんだっけ?

帰宅途中、赤信号の前で
立ちすくんでしまった


人の役に立つことがしたい
誰かの助けになりたい

その気持ちと
持ち前の共感力の高さが
相まって

君は、やさしいね
とよく言われる


そして
時に利用されて
いいように扱われることもある



そんないくつかの出来事を経て
今ここにきて


何で今生きてるんだっけ?と
自分の存在意義を
見失ってしまった






私が憧れているのは
そこにあるだけで場が明るくなるような
お花のような存在


お花って日常生活では
なくてもいいものなんだけど
あるとやっぱり素敵だし気持ちがいい

だけど、どうだろう
今、私は枯れていないか?

たんぽぽみたいに
上に伸びて行こうとする力は
湧いてこない


アスファルトの狭いところから
やっとの思いで顔を出し

『私は、ここでいいんです』
と謙遜し前に出ることなく譲り

踏まれては立ち上がり
そしてまた踏まれるを繰り返した結果

『私が、悪いんです』
と自分のせいにして場を丸め込む


あくまでも
私は脇役という存在感で
他人をたてていくことを
大切にしてきた

だが
やさしさを振りまいて
相手の要求を全部、受け入れて
ついに自分の身を滅ぼした


相手はさぞかし
喜んだだろう

ぼろぼろの状態になってから
ここ数日間でやさしさは無になった


もう誰にもやさしくなれない
ただの冷たい人間


人の気持ちなんか考えないし
あと先なんか考えられずに
言いたいことを言った


信頼はもう失っただろう
主役はもちろん脇役からもはずれ
舞台の黒子と化した

ただ、やさしさを無にして
よかったこともある

『私はここにいる』
『私はここにいたい』
『あなたにはこうしてほしい』
『あなたとは考え方が違う』

これをはっきりと言えるように
なったのだ

これが私の本来の姿なのかもしれない


何で生きてるんだっけ?

存在意義を
見失ったのは

私の人生、他人が主役
になっているからだ

地に足をつけて
自力でまっすぐ舞台に立つこと

遠慮して妥協して
脇役を選ばないこと

言いたいことを
隠さず主張すること

私の人生に
勝手に踏み入れるな

私の人生、私が主役であれ



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