大切なことはいつも猫が教えてくれる

家に帰ると
いつも出迎えてくれるのは

うちの猫2匹

毎日この家に帰宅するために
仕事に行っていると言っても
過言ではないだろう

HSPの私にとっては
マイペースでお互いの距離感を
詰めすぎないくらいの猫たちが
ちょうどいい

そして、疲労した心を癒し
大切なことを教えてくれるのは
いつだってうちの子たちである

＊

我が家には
甘え上手な茶トラの姉猫と
おてんばな黒ネコの妹猫がいる

同じ母親から生まれた年子で
とにかく仲がいい

壁紙に爪を立てるとか
部屋を散らかすといったこともなく
比較的大人しい子たちだ

短毛ではあるが
猫の毛は本当にふわふわで

特に冬毛の触り心地は最高

猫好き界では有名な
『猫吸い』なんかをしてしまった日には

ふわふわのお腹に
顔をうずめているうちに

今日何にイライラしてたんだっけ？

と、記憶喪失になるほど
心の痛みを治癒している時もある

されている側の猫たちも
嫌とも、良いとも言わず

たまにニャンくらいは言っても
ほとんど反応を示さない

こっちから抱っこを求めるのは嫌い

でも自分から抱っこしたがる時は
猫の言うことは絶対で

急にわがままになったりする

飼い猫だから
もっと甘えん坊で
常に膝にいるんだろうな、
なんてイメージをしていたけど


今となっては
この付かず離れずな関係性が
とても心地よい

依存はしないけど
ちゃんと意思は伝える

猫は、自分がやりたいと思ったことに
忠実に行動している

私がたとえ嫌だと言っても
そんなの聞かない

なんだよもうって思う時もあるけど

でもその何かを伝えようとする姿が
なんだか一生懸命に見えて
つい応えてしまう

『やりたい』
『こうしたい』

気持ちは行動に表れる


そして誰かの心にも
いつかささるのかもしれない