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4月の生活について

今現在、多くの人が、日々疲弊したり、不安や孤独を感じたりしていることかと思います。本当に、おつかれさまです。

わたし自身は、独身1人暮らし、仕事は在宅勤務。
幸いにも、仕事をなくすことなく、人と話すことや外出することが極端に減ったこと以外は、ほぼ通常と変わらぬ生活を送っています。

これは本当に幸せなことです。
この生活の陰には、多くの方々の力に支えられています。

コロナ禍において、人との直接的な関わりが減り、それが孤立や孤独につながっているとの文章を見たりします。

わたし自身はというと、ほぼ通常と変化はありません。
特別さみしくなったりも、かなしくなったりもしないし、逆にすごくたのしくなったり、さけびたくなったりもしません。

なんでかな?と考えたのですが、わりと常にさびしいし、かなしいし、たのしいし、さけびだしたいからなのかもしれません。

あまり変化のないわたしの生活ですが、唯一大きな変化がありました。
冒頭でふれた在宅勤務です。
今までは片道1時間ほどかけて職場に出社し、チームで動いていましたが、緊急事態宣言を受け、即全員在宅勤務となりました。
週1の電話会議以外は全部メールやチャット上の、
文字でのやりとりのみです。

初めての在宅勤務、メリット・デメリットが見えてきました。

■在宅勤務のここがいい!
 ▶口頭で無茶ぶりされない
 ▶顔色をうかがわなくていい
 ▶通勤時間を他のことに活用できる

■在宅勤務のここがちょっと・・
 ▶微妙なニュアンスが伝わらないし、伝えられない
 ▶仕事と私生活のオンオフを切り替えづらい

デメリットもメリットも両方あるのですが、メリットの方が大きいです。
特に「顔色をうかがわなくていい」!
なんか知らんけど今日不機嫌だな~と察知したり、話しかけるタイミングをうかがったり、それがとてもストレスでした。
現在は文字から得られる人間の情報はかなり限られているので、とても気が楽な状態で仕事ができています。推し量る必要がない!とても快適です。

しかし、今気づいたのですが、声をあげて笑うことはかなり減りました。
チームメンバー、特に後輩たちは、わたしと違ってどちらかというと「陽」の人たちなんです。なので、本当よく笑ってたんです。すごくしょうもないことで、わたし1人だったら、流したり呆れたりしてしまうことも、笑いに昇華してしまうんですよね。それにつられて、わたしもよく笑わせてもらってました。それがないのは、ちょっとさみしいかもしれません。

しかし、こうやってまとまった文章を綴る時間があるのはとても嬉しいし、精神的負荷が減ったのは喜ばしいことなので、やはりプラスマイナスプラス、というところでしょうか。

元来1人っ子で、1人遊び上級者の名を思うがまま現在まで生きてきたせいか、今のこの状況でも特別つらいと感じることはありません。

でもこれはわたしが努力して積み重ねてきたもの、というより、やはり周囲の皆さんのおかげなんですよね。以前は接客業に携わっていましたが、今たまたまそこを離れているだけで、今とは全く違う4月を生きる可能性があったんです。

人と対面するときいつも「相手はわたしとまったく違う人間ではあるが、わたしが相手自身になる可能性だってあった」と思っています。

今のわたしにできることは限られているというか、ほとんどなにもないのですが、感謝の気持ちは言えるときにきちんと言う。形にする。送る。

そうしていきたいと思う4月です。


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