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友達がいない。でも楽しい。

正確に言うとまっっったくいない訳では無い。2、3人はいるがどの人も心を許して話せる程の仲ではない。

元々あまり外交的な性格ではなかったことと、友達が欲しいと思ったことが無かったからわざわざ人とつるまなかったせいだ。

友達が居たら一緒にカラオケとか行くんだろうな…と考えたが私はヒトカラが好きだし、友達がいたら服のアドバイスをしてくれるのだろうかな…と考えたが、私は流行にも乗らなければそもそも人の意見を聞いて採用することも無かった。そしてその友達に服のセンスがあるのかどうかも別の話になってくる。

学校の休み時間は本を読み漁り好きなキャラへの愛を込めながら絵を描いたりブツブツと独り言を言っていた。もしかしたら奇妙な人間と思われていたかもしれない。育ちも影響していたせいか考え方も歪んでいて、否定する事でしか関わる方法を知らなかった。

「あの人は人間性に深みがないから」「あの人はみんなに合わせようとするから」「流行に乗るやつは大体バカだ」こんなこと言ってたら確かに人は寄ってこないよね。

居たとしても何をするわけでも無いけど同年代の意見を聞きたい時にいてくれたら助かっただろうなと思う一時。冬場に人肌が恋しくなるのと同じで一人が好きな私でもたまには同世代の女子とタピオカを飲んだりパンケーキを啄みたくなるものだ。

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