派遣社員の方へ心から伝えたいことVol.2
みなさんこんにちは。
派遣業界で働く全ての人々を幸せへ
導くことを目的とするコミュニティ
『派遣ギルド』
を運営しているDAI団長です。
今回は、現役の派遣管理職の私が
派遣社員の方へ心から伝えたいこと
を書き留める第2弾となります。
・自分は頭が良いと思いますか?
・「知恵」を身につけよう
Vol.2では、派遣社員が身につけるべき
「知恵」についてお伝えします。
自分は頭が良いと思いますか?
皆さんに質問です。
自分は頭が良いと思いますか?
この問いを見てすぐに
「自分は頭が良いかな」
と思える人は何人いるでしょうか。
あなたは頭が良いと思えたでしょうか。
多くの方は、
「自分は頭が悪いかなぁ」
と感じたのではないでしょうか。
残念ながら、自分は頭が悪いと感じる
人の方が多いのでは、という印象です。
これまで私が関わってきた派遣社員と
して働く方の多くはそうでした。
なぜ、自分は頭が悪いと思うのか。
その理由を考えてみましょう。
・低学歴(中卒、高卒)だから
・単純作業が精一杯だから
・そもそも派遣社員だから
派遣社員の方から返ってくる答えは
この3つがほとんどでした。
つまり、低学歴で派遣社員という立場で
単純作業を仕事としている方の多くは、
自分が頭が悪いと感じてしまう傾向が
ある、ということになります。
では、「頭の良さ」とはなんでしょう。
誰もが漠然と持っている「頭の良さ」と
いうイメージを具体的に説明出来ますか?
もちろん、これが正解という一般論の
答えはあるでしょうが、大切なのは
自分の中に自分の答えを持つことです。
自分なりの解釈を持つということです。
私なりの「頭の良さ」に対する解釈は
以下のようなものがあります。
・知識の量が多い
・賢い
・結果を出している
あくまで私個人の解釈になりますが、
挙げるならこの3つになります。
知識の量は、自分がこれまで身につけた
情報と経験から得られます。勉強して
知り得たものもこれです。
知識の量を増やしたいのであれば、
本を読むことをおすすめします。
読書習慣は最良のスキルのひとつです。
賢さは、頭の良さのことじゃないの?
と思われたかもしれませんが、賢さは
似て非なるものだと考えています。
賢さとは「頭の良さ」を構成する、
最も大切な要素だと思います。
知識をどう使いこなすか。それが賢さです。
次項でお話する「知恵」に当たるものです。
知識を身につけて使いこなす賢さを学び、
結果を出すことで「頭の良さ」を他人に
感じてもらえるようになります。
結果を出すというと、なにか大きなことに
聞こえるかもしれませんが、小さなことで
構いません。
まずは自分の目の前の仕事に対して、
小さな改善案を見つけて、それを
実行してみましょう。
派遣社員だから…などと考える必要は
ありません。前向きに取り組む姿勢は
他人の目には等しく映ります。
知恵を身につけよう
上記で述べた「賢さ」に当たります。
知恵とはつまり、考えるチカラと
いうことです。
知識や情報は、知っているだけでは
あまり価値はありません。それを
どう使うか、が大切なのです。
持っている知識をもとに自分で考え、
どのように行動に活かすことができるか。
その行動によって得られるのが知恵です。
学びを得る行動習慣ということです。
周りを見渡すと、いかに人の行動が
口だけのものになっているのかが
感じられるのではないでしょうか。
ただ知識をひけらかすだけの人や、
行動せずグチばかり口にする人など、
そんな人が周りに多くいるでしょう。
そんな中、知識を活かしてよく考え、
行動できるあなたは、周りから見た時
きっと「頭の良さ」を感じさせられる
存在になれると私は思います。
とはいえ、あなたが行動するとき、
足を引っ張ってくる者や、バカにする
者があなたの邪魔をするでしょう。
それらに惑わされてはいけません。
行動すると決めた時点で、あなたは
彼らとは違う存在になったのです。
グチを口にし、傷を舐め合うだけの
輪の中に縛られる必要はありません。
もし、どうしても環境そのものが
耐え難いものになってしまったら…
そのときは私たち管理職の出番です。
迷わずあなたの担当者に思いを伝え、
職場環境の改善を求めましょう。
しかし今の職場環境を改善することは
困難かもしれません。そのときは、
担当者と相談し環境そのものを変える
ことを強くおすすめします。
派遣社員として働くあなたは、正社員など
と比べて環境を変えやすいという利点を
持っていることを忘れてはいけません。
会社と担当者は、あなたの働き方を
全力でサポートしてくれるでしょう。
私は行動するあなたを心から応援する
派遣管理職のひとりです。
以上です。
ここまでお読み頂き、
ありがとう御座いました。
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