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看護師が経験0で飲食店を開業した記録。
3年目に突入しました。2020年10月、福岡で
“昼から飲もう、日替わりおかずと楽しいお酒”「博多okatteふじコ」をグルメタウン薬院に開業。開業前の様子からnoteに綴ってきました。
わたしの最終目標は、看護師を副業にすること。『飲食店×看護師』の発想で何が出来るか、出来ているのか。
気付きや考えていることを書き綴っています。

先日お客様からのお電話での一言に、とても違和感を覚えました。
そのお話をサクッと短めに。

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営業中に電話が。

「〇日、〇名なんですけど予約したほうが良いですか?」

これは一体どういう意味だろう??

空席照会?
予約しておいたほうが確実なのか、という相談でしょうか。

どちらにしても、
何か違和感を感じます。若干イラッともしました(笑)

予約とは本来、利用者の利用意志を申請作業や、連絡をしていただく行為。宿泊業であればそれは契約に値するし、飲食店でも今はテーブルチェックインの様な事前決済型の予約システムが出てきており、

予約は契約なのです

名前など聞かれプライバシーを知られることに抵抗があるなら、予約などせずにそのまま来店すれば良い。
基本的には自由来店制で、席数が少ないことを気にして確実性を求めて予約をされ来店される方が時折いらっしゃるが、そもそも当店は、予約制を強いていない。

私は、飲食店を利用する場合
確実に行きたいので有れば、予約する
行ってみたものの、満席
行ってみたものの、休業

なんて事を予防するためにも、
行きたい店には予約する。コース料理でなくても。

時間がハッキリしない、
流れで行くかも、という感じであれば
予めの予約はしない、お店側にご迷惑がかかってしまうから。

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当店は6席のお店。
予約しなくても良いときもあれば、
予約で埋まってしまってる時もあるし、
予約無しの人で埋まってしまってる時もある。

当店は6席しかないので、席取りゲームの様な所がある。なので、来てみたら満席で空振りしたくない、労力を無駄にしたくないお客様には席の空き状況の確認のため、来店前のお電話をオススメしている。

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店に行くって自分で決断してるんだよね?

さて本題。予約も来店も、ご自身で「行こう」って決断して起きる結果だと思うのですが、たまに、こちらに決断を委るような言い方をされる人が居るので、返答に困る。女店主の店や、俗にいう“接待を伴う店”だと「〇〇さん、来週もまた来てね」とか「明日も来て」とか言ったりするのかもしれないけれど、私はそういったお願いや誘いをしない。何かイベントやイベント食が予定されている場合には、案内としてお伝え、参加の可否の確認をすることはある。基本的に『また来てくださいね。』は言わないようにしている。

お店は、お客さんのプレッシャーになってはいけない

来るか来ないかを決めるのはあくまでお客様。


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前回、お客様の中には知識不足や経験不足から、利用目的や場面が想像できずに、酒場をカフェのように利用される方がいる、という話をしました。今回のこともこれと似ていて、自己主張でもなく意地悪な感じは全く無い。
けれど、実は店側を不愉快な気分にしたり、対応に費やす時間というコストが不必要にかかっていたりする。
営業中の、あの電話のやりとりは何だったのだろう。

どんなことも決断するのは、自分自身。

他人に決断を委ねる時点で、本意では無いと、私は思う。

お客様の来店中の様子からも、そう思ってしまった、私でした。だよね、ってね。








2020年コロナ禍に開業した看護師です。ワクワクが止まりません。Withコロナはまだ続きますが、継続していけますように応援お待ちしております。