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飲食店のコロナ対策総括①感染対策と清掃

看護師が経験0で飲食店を開業した記録。
3年目に突入しました。2020年10月、福岡で
“昼から飲もう、日替わりおかずと楽しいお酒”「博多okatteふじコ」をグルメタウン薬院に開業。開業前の様子からnoteに綴ってきました。
わたしの最終目標は、看護師を副業にすること。『飲食店×看護師』の発想で何が出来るか、出来ているのか。
気付きや考えていることを書き綴っています。

2019年中国で発生した新型コロナウイルス。元々空気中にあったはずのコロナ。その新しいタイプのコロナが、こんなにも、長に世界全土に影響を与えるとは思ってもみなかった。同時に、来年位には、「コロナって何でした?」「ワクチン?いるー?」となってそうな予感さえしてきている(笑)
収束して欲しいけれど、共存という結果。
コロナから、様々な経験をした私達は、どこを許容できるか、取捨選択するかをうまく調整する事がこれからの生きやすさの課題になっていくのだろうと思う。

おさらい [ 3大コロナ対策 ]
①マスクの装着
②ソーシャルディスタンス
③換気の徹底

おさらい [ 3つの密、密閉、密集、密接 ]
小池知事の発声は全国隅々まで、届きまくった。流行語大賞取ったんだっけ?

ハンドドライヤーを使用禁止にされたり、
アクリル板というデバイスを標準装備にしろと言われたり、
正確に測れてない体温測定とか、
えーー?って事がたくさんあった。

加えて、行政作成の感染対策のマニュアルに至っては、換気は1時間毎、触れる箇所の消毒は30分毎なんて示されていて、1人何役もこなすワンオペ営業ではとても現実的でない内容ばかりだった。病院のノロウイルス隔離感染対策でも、消毒作業は8時間〜強い時でも4時間毎だったと記憶している。

これは感染対策なのか?
と今も思うのが、

装着しっぱなしのゴム手袋

カウンターの間仕切り的なアクリル板

ゴム手袋は本来、作業時に装着し作業終了とともに捨てる、一作業1枚が原則である。ゴム手袋をつけっぱなしにしていると、自分の手は汚れないので、手洗いの回数は減るし、その手袋のまま作業しがちになって、感染対策どころか汚染さそてしまうことになる。ゴム手袋越しに消毒液をしてますよ、とかいう意見も出てくるけれど、手指用の消毒液は手指に対して作られているものであってゴム手袋を消毒するために出来ていないので、効果は不明瞭になる。

清掃だけでは感染対策にならない

汚れた状態、湿潤した状態は感染の温床になる。清掃や洗浄し、乾燥させる事が、衛生環境の前提だ。消毒した物でも、乾燥まで。これが原則だ。
ジメジメしたものは、雑菌の温床で布巾の使い回し使用は清潔とは言えない。

アルコールで拭きあげる

消毒液を散布して、布巾で拭く。
台ふきんは清潔ではない。
使い捨てのお絞りやウエットを使って拭きあげ、都度捨てるのが理想。

入店時の手指消毒

消毒液のアルコール使用については、アルコール濃度は60%以上、一回3ミリリットル使用が推奨される。これを守って入店時の手指消毒が徹底されていれば店内を色々触られても、清潔は保たれていると言われている。ただし、手指への擦り込みのやり方があるので、なんとなく噴霧してやってもムラになり効果は不十分。また、商品が多すぎて迷うし、アルコール濃度が必要濃度以下であれば効果はない。安価な商品は適正な濃度で無いものが多く見受けられる。

以上の事が私の思い付く、
感染対策になってない対策行動。

看護師だから偉そうに言っている、
そういうことではない。
どれもこれも飲食店という場においては、
実現性が難しいということを言いたい。
清掃を始め作業が増えるため、スタッフを余裕をもって確保しておくことや、店舗環境の改善、資材などコストがかなりかさむということを言っておきたい。

感染対策のキモは、
実現性と継続性

この先、飲食店店舗はどうしていくのだろう

②へ続く




2020年コロナ禍に開業した看護師です。ワクワクが止まりません。Withコロナはまだ続きますが、継続していけますように応援お待ちしております。