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【毎日読書感想文】ペリリュー ─楽園のゲルニカ─(2020/08/20 _Vol29)

毎日読書感想文ルール

その1)毎日一冊読む・マンガもOK
その2)1行でいいから感想をNoteに書く
その3)最悪時間がなかったらもうザーッとでも読み切るw
その4)毎日といっているけどダメな日があっても気にしない!

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今回読んだ本・マンガ

タイトル:ペリリュー ─楽園のゲルニカ─
作者:武田一義 、原案: 平塚柾緒(太平洋戦争研究会) 

読んだ動機/目的

子ども達にも戦争を伝えたい、のに加え自分も学びたいというのが目的です。

感想

先日感想文を書いた「卑怯者の島」と同じく、パラオ諸島ペリリュー島が舞台の日本がアメリカと戦った事実をもとにしたマンガです。

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主人公はマンガを描くことが好きな青年田丸。

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絵柄はほっこりしていますし、1巻の前半は南の島の楽園を楽しめるほどにまだまだ平和です。
冗談も言い合えたり、主人公も日本に帰ることが前提で過ごしています。
もちろん、それで済むわけはないのですが、、、

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いよいよ戦闘がスタートすると状況は一変していきます。

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もちろん犠牲者は続々と。

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ほっこりな絵柄と起きている戦争の凄惨なシーンとのギャップが悲惨さをより際立たせます。

主人公も少しずつ、これは勝てない(帰れない)けども”徹底持久”をする戦いだと理解していきます。

恐怖、悲しさの中、なんとか生き抜きたい気持ち。
我々に近い感覚を持っているからこそどっぷりと感情移入してしまいます。

子ども達の感想は「人が簡単に死に過ぎ」でした。
戦争の厳しさを学んでなによりです。

英霊たちに感謝しつつ、過去を振り返る。おススメの一冊です。

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