【毎日読書感想文】「子供を殺してください」という親たち(1)-(3)(2020/12/17_Vol149)
全親必読の本ではありますが、体力があるときに読むことをおすすめします。
「「子供を殺してください」という親たち/押川剛 (著), 鈴木マサカズ (著) 」
2020年12月現在8巻まで発売されていますが、今回は1~3巻を読了。
問題を抱えた家族とそれをサポートする団体。運営するのは主人公で原作者の押川剛さん。
家庭内暴力・ストーカー・いじめ・アルコール中毒・薬物、実話を基にしたハードな作品です。
1冊で2~3家族が登場し、現在顕在化している問題とその直接的な対応、そして核心である
なぜ、そのような事態になってしまったのか
に迫ります。
さすがは実話がベースとなっているだけにハッピーエンドとは限りません。
むしろいわゆるハッピーエンドといえる話は殆どありません。
現実は厳しいということだと思います。
冒頭で「全親必読」と書きましたが、子どもを持つ身としては我が身を振り返りながら読みました。
この作品から
問題を抱えている家庭はかならず親の問題からスタートしている
と感じました。
私自身子どもたちと決していい加減に接しているつもりはありませんが、自分の考え方を押し付けてないか、改めて見直したいと思います。
最近よく書いている気がしますが、親、がんばります。
リンク集
・原作者 押川剛さんが創立した 株式会社トキワ精神保健事務所 のホームページ
・株式会社トキワ精神保健事務所 のnote
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