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土地家屋調査士という資格

自分のプロフィール紹介と合わせて土地家屋調査士という資格をご紹介します。

プロフィール

私は生まれてから今まで大阪市在住ですが、兵庫県の大学を卒業し、卒業後は京都府の大手電機メーカーに入社しました。法人営業を経験後、本社本部室へ移動し、需要予測、生産管理、業務改善を経験しました。(実はその経験を活かして、経営コンサルタントとしても活動しています。)

実家隣地との境界確定の際に土地家屋調査士という資格に出会い、在職中に猛勉強し、資格を取得しました。

資格取得後は大手の土地家屋調査士法人にて様々な業務を経験し、独立しました。

大手土地家屋調査士事務所の経験から、小規模な物から大規模なものまで、簡単な案件から難しい案件まで幅広くお応えできる事が強みの一つです。

特に建築関係に関わることが多く、建築制限についての調査や手続きは他の土地家屋調査士より自信があります。

また、昨今は大阪法務局の筆界特定制度の窓口業務を担当しており、境界紛争地の境界確定業務の経験も増えてきました。


土地家屋調査士ってどんな資格

土地家屋調査士は司法書士と同じ、監督官庁を法務省とする国家資格です。
「土地家屋調査士法」を基とし、土地、建物の表題部登記の代理業務を選任業務としています。具体的に言うと不動産登記簿の表題部と呼ばれる部分

無題

上記の一番上の表題部とある地番、地目、地積といった部分の作成、変更の手続きの代理がでできるのは土地家屋調査士だけということです。

何故、土地家屋調査士にしか代理出来ないのか?

それは不動産登記法に基づいた判断が必要だからです。不動産の登記簿謄本の運営は「不動産登記法」に基づいて行われています。公共性の高い業務だからこそ、間違いが許されないため、土地家屋調査士しか代理できない業務となっているのです。

また、大半の土地家屋調査士は不動産登記法の知識だけでなく、他の知識を広く浅く知っています。それは不動産の登記業務を行っていると他の知識が必要になるからです。土地の分筆をするだけでも建築基準法を学ばないと分筆後の土地に建物が建てられず、トラブルになります。

他にも農地法、戸籍法、道路法、税金、土地評価と幅広い知識が必要です。そのため、建築士や税理士、弁護士、司法書士といった専門職程は詳しくありませんが、ある程度の知識がある場合が多いのです。ですので、不動産に関する問題や質問がある場合、まず、土地家屋調査士に聞くとそれなりの回答が返ってくる場合が多いです。他専門職と協業している場合も多いので、土地家屋調査士で解決しない、あいまいな場合は、専門職を紹介してもらえると思います。

是非、便利な不動産の相談窓口として土地家屋調査士をご活用ください。



株式会社マツモト/土地家屋調査士松本悟事務所

境界確定、測量、登記業務のご不明点があればお気軽にご相談ください。

info@hakarumirai.com



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