叶えない夢と生きる者たちは静かに絶望しているが世界は開ける

(タイトル)なるほど、かく言う私もその1人である。

俗に云う、夢にすがると云うやつである。

異世界転生したいなぁ、それで若い姿で有利にリスタート出来ないかなぁ。

待たれい。女神より授けられた、勇者の能力によるアドバンテージが全てではない。

彼らはステータス画面を開ける。数値が分かる。だからこそ、ギリギリの駆け引きが出来る。そして、レベルアップで自分の行動とは関係ない能力値までプラス成長する。しかも、ウィザードリィみたいに下がらん。

私たちは、必要な能力、興味がある能力だけを伸ばすことができる。

絶望感とは、これらの能力が成長しないことの無力感だ。

やりたいのにやらないのはエネルギーの枯渇プラス、成長しない無力感だ。あといくつの経験値でレベルが上がるって分かるなら、ひたすら作業するだろう。

だが、実際は少し難しいと思うことに挑戦しないと人は成長しない。経験値が得られないと言って良いだろう。

絶望するものは、この見えない経験値を意識できないでいる。もしも、今更何をやっても遅いといわれても、経験値は貯まっていく。それが得意になれば、人々がその人を必要として問題が解決していく。

望む方向ではなかったが、それはもう異世界転生的ではないか。ハーレム万歳は置いておいて。


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