オレの転生した異世界では国民投票までに不正選挙できない方法に改めないとアウトなフェーズ

※これはフィクションです。異世界でピンク髪のヒロインとかに囲まれてイキっている主人公がなんか国家ぐるみの犯罪を暴く妄想をしているようです。


まあだ、選挙に魔法具を使いたがる。

もともと、国家ぐるみの犯罪の気配がある悪法も、国民の監視でしか防ぎようがないのは誰だって分かること。民衆を裏切る方法は、世論を操作し自分たちに権利を放棄させることは基本中の基本。

加えて自国民に不利益を生じさせる最もな理由、戦後の支配構造は民衆には見えないようにしてある。悪意の在り方が分からない。
悪意の有無と宿敵の有無、両方とも二重構造の認識阻害されていれば、そりゃ多勢に無勢にもなるよ。

えっ、オレ、なんか言っちゃいました?

今度の国民総選挙。奴等はどうしても国民を全員、兵士にしたいようだ。誰も知らない奴がトップに立つ構造がすでにおかしい筈なのに、未だに疑問すら持たない大衆に紛れて、また知らない間に決められてしまう。

ここまで、追い込まれている若者の投票率が低いというのもどうもおかしい。せめて、あからさまに不正はできないように陰ながら民衆に主導権を取り戻さないと。

そのために必要な法律はどう考えてもスパイ防止法。これに着手できない時点で、この国の立法機関には王手をかけられているぜぇ。

不正をさせない方法は、やり方をアナログにすることだ。半券を用意して、物理的に投票権を重ねていけばリアルタイムで票が分かるし不正は出来ない。束を入れ替えるしか方法がない後から簡単にチェック可能。半券との照合も可能。紛失した場合も管理委員会への責任追及も可能。リアルタイムで記録も可能。映像を差し替えて誤魔化そうとしても、リアルタイムでバレる。誰が何に投票したかは投票者のいないときに中継すればよい。

今までのやり方は不正のし放題と気付く奴は気付く。魔法具なんてブラックボックス論外だ。不正を出来なくして、これが皆んなの選択で間違いがないということなら、もうそれでいいんだ。

オレ is リアル、えっ、オレ、なんか言っちゃいました?

とにかく、システムそのものを変えないとダメだ。いつもの手品をさせないように。この際、猫も杓子も言葉は信用に値しない。奴等の計画は性急過ぎる、世論操作だけでは足りない、だからダイレクトに不正な方法も使うのが目に見えている。
あっちこっちで使っているが、国外の都合の悪いニュースは印象を薄くして、芸能人のスキャンダルばかりで、こちらの民衆には政治の議論もさせない。皆、仕事という日常生活、睡眠不足の檻に閉じ込める。それでも、念には念をと、こういった魔道具でさらに保険をかけるみたいな、人間としてみみっちいことをしなきゃならない理由がある。
それはある大国の選挙の失敗で身に染みているからな。オレは宗教なんか微塵も信じて無いが、とにかく残酷な勢力の権力に争った勇気ある人の証言を陰謀論に吸収なんかさせちゃいけない。

ぶっちゃけると、今は、国家間の戦争じゃなく、国ですらない別の勢力に操られた国家とその国民の戦争状態なんだ。それに気付く奴がバカにされているが、この分断はそもそも統治後に用意されたインフレを経験した世代と、現代人の意識格差によるものだ。前世代の人間は勝ち逃げしたい本能で、自分たちが踊らされているボンクラだったという事実を裏付けるような情報は入手したくない。そりゃそうだ、本能による原動力、生き物なら持っている子孫を残す負けられない心だったんだから。分かるぜ。他に正しさが見つからなかったんだ。しかし、自分たちに感謝がどうのと言うなら、用語されたインフラで成功した、その影の仕組みを知ろうとしないのは間違いじゃないかな。

そのツケが今にまわってきて、不合理を解き明かそうと全体の利益を守ろうとする人たちが陰謀論者扱いされる。陰謀論者が被る汚泥は、前時代に狂喜乱舞してた奴等が被るべきものだったんだ。産業的技術発展はキラーマシン、政治のレベルはスライドベスぐらいだ。とんでもないバトンだぜ。

えっ、オレ、なんか言っちゃいました?ハーレムサイコー!

完)オレの転生した異世界では国民投票までに不正選挙できない方法に改めないとアウトなフェーズ

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