詩)聖者を◯すな

信仰とは 弱者にとって

一瞬の勇気と大いなる依存

宝くじを当てた溺愛にも似ている

やがて 対象を噛み喰らったところで

その過ちにすら 虜になる

今 辞典に手が触れた そこの君

大丈夫 きっと正しく読めている

だがきちんと正しさ押さえておきたいだろう

コレクションのために

でもね

そうしたら君の負けではないかな

なにせ言い訳が効かなくなるからね

無知を言い訳に味わえるだろう快楽

その機会が失われることを君は良しとしない

この警告を込めた詩を無感動に忘れ去り

自らを騙し続けたたまま悲しみに耽り

溺愛をたっぷり楽しんだ後に

誰もいない部屋で神の眼差しを気にしながら

立派にも後悔までしてみせることだろう 

2カメさん もうちょい上からっ感じ


だが私は個人的な考えとしては

最初から許されようとする者に

青春はないと思うぞ

悪い意味で空っぽな

聖者は君だけのものじゃないんだから

ほな そういうこってす





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