見出し画像

向こう見ずさんのDIY #1 砂壁補強

DIY記事のコンセプト

いざ行動しようとなると石橋を叩くどころか、そもそもこれって石橋⁇ってくらいに疑ってかかりなかなか行動できないわたし。
そんなわたしがあとさき考えず動きだしてしまうのがDIY系の作業。
面倒くさがりで、まあいいや、やっちゃえーって。

さらに、ここ数年、築30年を超えるわが家の老朽化にともない、ちょっとした修繕を必要とすることが増えてきました。
専門の業者さんに頼まなくても自分でできることは結構たくさんあるんですよ。
(ちなみに今回のような砂壁の下塗りだけの見積もりはみつけられませんでしたが、上塗りを含めた作業を業者さんに依頼すると数万円かかるようです。)

そこで、あまり深く考えず「ツッタカタ〜とやってみよう」で始めたDIYの注意点など気づいたことをシェアしていきます。

砂壁補強

わが家の和室は砂壁です。新築から30年以上経ち、触らなくてもポロポロと砂がこぼれ落ちるようになりました。
諸事情で床の間をクローゼットとして使うことにしたのですが、砂が服についたらたまったものじゃありません。
そこで思い立ったのが砂壁の補強です。
まずは作業の流れを紹介します。

補強する砂壁の面積をざっくり測定

ネット上で砂壁の補強について調べると表面をコーティングして砂が落ちないようにするスプレーがあることがわかりました。
スプレーもペンキと同様に、1缶で塗布できる面積が決まっています。
ホームセンターに行く回数を減らすためにも事前に補強面の面積を測っていきましょう。

スプレー購入

ホームセンターで砂壁補強用のスプレーを購入。1本1,000円ほどでした。
補強面の面積が8㎡に対し目安となる塗布面積が4㎡ほどのスプレーを1本買いました。
さっきと言っていることが違いますが、はじめてなので失敗して残りをムダにすることを避けたかったんです。

今回使用したのはアサヒペンさんのこちら

補強面を整える

スプレーを塗布する砂壁の表面をホウキではいて浮いている砂やホコリを落とします。
思ったよりたくさんの砂が落ちました。

床の間中こんな感じでたくさん落ちました

スプレー塗布

今回のメインイベントです。
脚立も用意して壁の上から下までしっかり塗布できるようにします。
部屋の窓を開け換気も充分できるようにしましょう。
塗布したい砂壁の面積に対して足りない量のスプレーしかないので、早めに手を動かして全体に塗れるように(^_^;)
スプレーに記載されている目安面積の倍ほどあったのですが、3回塗り重ねることができました。

1回吹き付けるごとに15〜20分ほど乾かして次を吹き付けます。
夏場だったのもあり、3回吹き付け、最終的にしっかり乾くまで1時間ほどでできました。

片づけ

使用したホウキや脚立を片づけて終わりです。
スプレーは使い切りましたが念のため缶に記載されていたガス抜きをしました。使い切ったつもりでも少しでるんですよね。

注意点など

長袖を着ましょう

作業になれた方には非常識と思われそうですが、DIY不慣れなわたしはなにも考えず半そで半ズボン裸足で作業してしまいました。
塗料などを吹き付けるタイプのスプレーは粉がでます。
壁から跳ね返ったスプレーが腕を中心に付き、少し痒くなりました。
できれば軍手やビニル手袋など手をおおえるものもあるといいです。

床には新聞かビニルシートを

足の跡から粉の多さがわかります

スプレーの粉が床など周りに落ちます。
今回は掃除機で吸い取れるサラサラとした粉だったのでよかったですが、付着してしまうと大変なことになります。
ズボラなわたしですが、コンセントだけは養生テープで穴を塞ぎましたよ。スプレーが入って火事にでもなったら大変です。

マスクは二重

こちらもスプレーの粉に関することですが、空気中に舞った粉を吸ってしまう可能性があります。
不織布のマスクをして作業したのですが、作業した日は夜まで、アレルギー症状のようなくしゃみや鼻水がでました。
マスクを二重にするとか、防塵用のマスクをするなどの対策をした方がよさそうです。
防塵用のマスクもホームセンターなどで購入できます。使い捨てできる安価なものもありますよ。

最後、仕上がりについて

今回使用したスプレーは本来砂壁補強の下地に使うものです。スプレーした後にペンキや漆喰などを塗って仕上げてください。
わたしは砂を落ちないようにしたかっただけなのでスプレーのみで終わりました。少しこすってみても砂が落ちることはなく、仕上がりに満足しています。

補強用スプレーで缶に記載があったように色は無色でした。
素人が適当に吹き付けたにもかかわらず、塗りムラなど見た目に気になる点はありません。
下の写真左上あたりにある壁の傷を見ていただくとわかるのですが、傷あともほんの少しですが薄くなりました。思わぬ効果に喜んでいます。

後日、第2弾「向こう見ずさんのDIY #2 ドアノブ交換」を公開予定です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

追記(2022/07/21)
第2弾公開いたしました。
お読みいただけましたら、うれしいです。

この記事が参加している募集

#我が家のDIY

2,331件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?