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中岡始のちょっとだけ得をした話

長らくフォローさせていただいている、タカチセさんが「ちょっとだけ得をした話」という企画に参加されていたので、私も便乗させていただきます。

みょーさん、突然の滑り込み参加をお許しください。


さて、私の「ちょっとだけ得をした話」です。

私は、1976年に生まれました。
きょうだいはなく、ひとりっ子です。

昭和50年代~60年代にかけて、「ひとりっ子」というのは少なかったです。
小学校の頃の同級生を見渡しても、ひとりっ子は私だけだったように思います。

周囲の大人たちに、よく言われました。

「きょうだいがなくて、寂しいんちゃうん?」

…と。
しかしながら、私は生まれながらのひとりっ子だったため、逆に「きょうだいがいる」という状況は想像できませんでした。

ひとりっ子ということは、身近な人間が、すべて大人なわけです。
(当然だ)

私は生まれてから小学4年生になるまで、団地に住んでいました。
ひとりっ子の私は、近所のおじさん・おばさんによく可愛がってもらいました。

にっこり笑えば大人が良くしてくれる。
この「あざとさ」を、私は子供の頃から会得していたのです。

兄・姉がいなければ…
弟・妹もいない。

つまり、周囲の大人の視線を、私は独占していたのです。
にっこりと笑うことによって。

団地には、私より年上の子供たちもたくさん暮らしていました。
年上の子たちも、もれなく私を可愛がってくれました。

「ひとりっ子で寂しくない?」

と、よく言われましたが…
まったく寂しいとは思いませんでした。

それは、団地暮らしという環境のおかげであったのかもしれません。
古き良き、昭和の団地暮らしです。
近所付き合いが、今では考えられないくらい濃厚。

ひとりっ子の私、そして周囲の環境のおかげで…
私は「人見知り」をほとんどしない人間になりました。

「この子はほんま、人見知りせぇへんなぁ」

と言われながら、大きくなりました。

さて、大人になった私が就いた仕事は…
ほとんどが「接客業」です。
接客以外の仕事をしたことは、1年もないと思います。

接客業は、楽しい。
人と接し、会話する仕事が好きだ。
天職、といっても過言ではないかもしれない。

とはいえ、パソコンが得意なので、事務職もできます。
6年前は、経理の仕事もしました。

でも、物足りない。
やはり、人と接する仕事がしたい。

事務職を始めて、半年が過ぎた頃…
夫の職場に、突然欠員ができました。
今から、ちょうど6年前です。

はい、接客業です。
私がかつて働き、夫と出会った職場です。
夫は、

「社長がな…奥さんは経験者やし、アレやったら復帰してもらえんやろか、て言うてるねんけど。求人出しても応募ないし」

と言いました。

「復帰する!」

私は即答しました。
慣れた接客業。

しかも上司(夫)はイケメン。
上司萌えができる職場!!!!

かくして私は、ふたたび接客業に就きました。

あれから6年。
まぁ辛いこと、しんどいことはちょいちょいありますが。
おおむね、仕事は楽しいです。
上司はカッコいいですし。
(そこじゃない)

それもこれも、つきつめて考えれば、私が「ひとりっ子」であったが故の…
子どもの頃の環境のおかげで、「人見知りしない人間」に育ったおかげかもしれません。


みょーさん、何の縁もゆかりもなかった私が、突然参加させていただいてすみません。
タカチセさんに免じて、広いお心でお許しください(笑)
これをご縁に、フォローさせていただきます♡

タカチセさん、きっかけをありがとうございました♡

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