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人生 & 幸せ

時代は変わっている。
価値観も変わっていく。
考えていることが、簡単に文字にされていく。
フワッとした感情は潰されてしまう。
濁流の渦に巻き込まれながら生きていく。

戦前〜戦後にかけての教育は、勝ち負けが全てだったらしい。
鬼畜米英に勝つためにと言い、清貧が正義だったそうだ。
日本の国は、何を目指していたんだろうか。
物はなくても心は豊かな人が多かったのだろうか。

幸せになった人が勝ちなのか?
幸せは、その当人が感じて決めている曖昧な基準。
本人以外の部外者が決めつける事ではないとしたら。
人生が終わった後、当人が幸せだったかわからない。

そもそも、人生は勝負なのか?
どういう生き方が勝ちなのか?
お金がたくさんあってウハウハ、とか。
逆に、負けた状態とは?
今の時代、お金がなくて餓死する人は…いないよね。
心を病んだりして痩せ細る人はいるかもしれないけど。

「勝負」だとすると、選択肢は2つ。
”勝ち”と”負け”の中には数えきれない感情。
全ての感情に幸せが混ぜられているとしたら。
泡のように浮かぶ感情から1つを探すのではなく、
幸せの色が濃い感情を集めたら、形になるかもしれない。

人生は感情の世界だ。
過去の積み重ねた経験の中に潜む感情の種。
無意識の中にある自分にとっての幸せ。
機械にできない領分を生きること。
それが、人として生きる事だと思う。

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