自分の胸の形を把握しましょう。

2013年1月27日に書いた記事です。



FTM性別適合手術.ステージ1の、乳腺摘出手術についての話しです。

自分の胸の形を把握していますか?
多いのが下垂れ型の胸です。下の段の真ん中

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胸がそんなに大きくないのにナベシャツ
(胸の膨らみが目立たないようにするシャツ)
で長年押さえつけてしまった。

など下垂型になると手術が難しくなります。難しくなるのは、下垂型になり乳輪の位置がもともと下にあるために、乳腺摘出してしまうと皮が弛み乳輪が不自然な位置になってしまう場合が有るからです。

それを防ぐ為に、タイのヤンヒー病院だと「逆T字切開」、ガモン病院だと「I字切開」もしくは「逆T字切開」になります。

「逆T字切開」のメリットは1回で弛みが無く、胸が平らになる事です。しかし傷跡が残ります。

太っている人や、胸が大きい人はリンパ液や血液が胸壁と筋肉の間に溜まりやすく、凸凹になる可能性が高くなります。胸が大きいと皮が弛みます。

正しくバンデージ(弾性圧着帯)を巻いて常に着用を心がけることにより、早めに腫れや傷が治り平らな胸になることが可能です。

そこで重要なのが禁煙です。タバコは術後の回復を遅らせるだけではなく、乳首の壊死の可能性も
高くなります。乳首が大きければ縮小できます。
しかし無くなった乳首を再建する事は出来ません。

「ただ平らになりたい!」

とか

「早く胸を取ってしまいたい!」

とか

「料金が安いから!」

などで判断せずに、どれだけ綺麗に手術をしてくれるか!を考えた方が良いと思います。

今の時代、コレだけ情報が多いのだから、色んな人に意見を聞けば良いと思います。胸が無くなっても、のちのちプールで泳ぎたい、裸になりたいなどそういう欲求が出てくるからです。

焦る気持ちも、早く取りたい気持ちも分かりますが、後々の事を考えると傷が少ない方が良いと思います。手術までに出来る事はダイエット。
太っているより筋肉質で痩せているほうが胸の手術の仕上がりはキレイです。

もともと乳腺が小さければ、傷も小さいし平らになる可能性も高いです。

医師の技術だけではカバーできない部分です。
胸が大きい場合も、なるべく上から押さえつけずにキレイな胸のままの方が手術後が弛みにくくなります。

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胸がおわん型の胸でも、筋肉質で細い場合は弛みにくいです。ナベシャツで上から押さえつけずに手術まではキレイな形を保つ。
(嫌ですが今後の為)

ホルモン治療して乳腺が小さくなる場合も有ります。

乳腺摘出手術は料金だけでなく、先生の手術の症例数や自分と同じ形の胸の術後の写真などを見て比較検討しましょう。

あとは下垂型が治らない場合は乳腺を残して2回に分けて手術する方法です。

ちなみに、ワタクシはじめマンは、Dカップでふくよかな綺麗でプリンプリンした胸でした。ナベシャツで抑えつけず、筋肉マンマンで細マッチョで手術をしました。

大きくので逆T字切開だろうと言われていましまが、横乳首切りで手術が出来たので良かったです。

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少し弛みは有りますが、何とか頑張ってます。


ちなみに、横乳首切りとは、昔の手術方法は、乳首を真横に切って乳腺を摘出していたので、僕が勝手に横乳首切り!と名付けました。笑

ですので、両方とも乳首は真横に切られて、無くなってます。かろうじて左は乳首が有るように見えるかな〜?程度です。

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