あえて言おう、バカであると
人間は誰しも「多面性」があるものです。
例えば、お笑い芸人のサンシャイン池崎さんは自身のYouTubeチャンネルでテンションの低い素の自分を出しています。
動物番組でも保護猫のコーナーを持っているので、池崎さんの本来の姿を見ている方も多いと思います。
私はというと、外向きはなるべく礼儀正しくあろうと無意識に努めているふしがあります。
ですが、本当は堅苦しい自分を解放したい。
内面と向き合う時間を設けたとき、強く思いました。
それは水場を見つけたら無条件に入りたくなる子どものような衝動でした。
そこで今回は、私のバカな部分を挙げてみます。
自己紹介(裏面)みたいな感覚で、お付き合いいただけると嬉しいです。
おばさんではなく「おっさん」化する
篠原涼子さんのドラマで「おっさんみたいな女」を体現したラブコメがあった覚えがあります。
女性はある程度年齢を重ねると、「おばさん」か「おっさん」の二極化すると私は思っています。
私の場合、主にこんな特徴があります。
たまに「原田知世さんみたいな女性になりたい」と思うのですが、現実は厳しいです。
とんでもない勘違いをする
ある日の夜、洗面所で歯みがきを終えて居間に出ようとすると、夫がいたはずの部屋が真っ暗でした。
「ついさっきまでいたはずなのに、もう寝ちゃったのかな……」と首を傾げながら洗面所を出ようとすると、固い板にぶち当たりました。
真っ暗なのは夫が居間の電気を消したからではなく、洗面所の扉を閉めたまま私が電気を消したからだったのです。
夫に話すと爆笑され、「天然すぎるだろ」と言われました。
天然というより単にバカです。
変わった芸能人やキャラクターを気に入る
これはいくつか例があるので、3名ほど紹介します。
「モンスターズ・インク」の謎のキャラ
先日ピクサー展に行った際、「モンスターズ・インク」のキャラクターが大きなパネル一面に飾られていました。
映画を観たことがないので、どんなキャラクターがいるのかじっくり観察したところ、ツボに入ったのが中央のやたらとんがったキャラでした。
ゆるっとしたキャラが多いなか、なぜ君だけツンツンなのか。
やたら足が長いのはなぜなのか。
何の微笑みなのか。
興味が尽きません。
「ダイの大冒険」フレイザード
ゲーム「ドラゴンクエスト」の世界をモチーフにした名作漫画「ダイの大冒険」。
現在放送中のアニメも佳境に入っています。
フレイザードは序盤の方で主人公のダイたちと戦う敵キャラです。
勝つためには手段を選ばない残虐非道な性格で、清々しいまでの悪役っぷりが気に入っています。
セリフの人気も高く、彼なりの美学をうかがえます。
端的に表現すると「ヒャッハー」なキャラです。
ダイの大冒険についてはまた別の機会に書きたいです。
コウメ太夫
錦鯉やハリウッドザコシショウなど、イロモノ系芸人が多い事務所のなかでもひときわ異彩を放つ、コウメ太夫。
「エンタの神様」で一目見たときから笑いが止まらなくて、テレビで見かけるだけでおかしくてしょうがない芸人さんです。
最近はポンコツ度が増し、壊れかけのブリキのおもちゃを見ているような哀愁すら感じます。
存在自体が面白いのは才能だと思います。
◇◇◇
いつになく好き勝手に喋った記事になりました。
ミックスフライ弁当みたいな内容でしたが、外向きの堅苦しいイメージを壊すきっかけになったと思います。
実のところ、私は「バカ」が嫌いでした。
ですが息子を出産してから、自分がバカだったことに気づき、物事の見方が変わりました。
どんな自分も、全部自分。
真面目なところもバカなところも、ときにはヒャッハーなところも含めて、自分が好きだと言いたいです。
※ヘッダー画像はみんなのフォトギャラリーよりお借りしました。ありがとうございます。
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