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以前買った商品、全部覚えてますか?

昨日のポストにつづいて、ECのもう一つのメリットについても触れておきましょう。それは「買い物リスト・購入履歴」です。

外出先で「シャンプーのリフィル買わなきゃ」、「食器用洗剤もう無くなりそうだった」思い出した時に、「はて、どこのメーカーだったっけ?」と商標名を思い出せなかったこと、ありませんか?

楽天であれAmazonであれ、スマートフォンのアプリケーションから、過去に自分が買った商品の履歴が全て閲覧・検索できるので「あれ何だったっけ?」を完全に”0”にすることができます。

楽天ではナビゲーションメニューの「購入履歴」から
Amazonでは「アカウントサービス」>「注文履歴」から

インターネットの世界では、こういった情報は取引履歴として蓄積されてゆくわけですが、街中の店舗となるとそうはいきません。近年はアパレルショップやコンビニエンスストアなど、買い物に行くといつも「メンバーズカードはお持ちですか?」「ポイントカードはよろしいですか?」と紋切り型に聞いてこられる経験は、皆様も身に覚えのあることかと思います。

対面販売ではメンバーズカードを忘れたり、アプリを持っていなかったりということもあるかと思いますが、ECはそのアプリを経由して購入しているため、そういった「漏れ」が生じません。

対面販売する店舗側もまた、たとえ抜け漏れがあったとしても「この人はどんな商品を普段買っているのか」→「この人はどんな人なのか」をメンバーズカードに蓄積された履歴を利用して理解しようとしているわけです。

このような履歴管理や顧客管理がさらに進化してゆくと、ふとドラックストアでシャンプーを買おうとした時に、

「前回の〇〇というシャンプー、お気に召しませんでしたか?」とか、「〇〇をご利用の方にはこんな商品もおすすめですよ」

と、初対面の店員さんに話しかけられる日が来るかもしれませんね。

あなたはこれを「便利だ」と感じますか?それとも「気持ち悪い」ですか??

とはいえ、僕もそろそろTポイントカードは作ろうかと思っています。

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