ブックガイド(142)「BURN 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子」(上・下)

シリーズ最終巻

11巻に及ぶ長編を読み終えて満足感に浸っている。
シリーズものとはこうでなくては。
興味深かったのは、後書きで、このシリーズの成立の過程が語られていること。自分も書き手の一人として思うのは、やっぱり文芸の公募で出たかったなあということ(私はドラマ原作の公募で出たから)
でも。内藤了さんの凄いのは筆力だ。短期間の間に恐ろしいほどの物語を送り出している。
しばらくは、読者として内藤作品の世界にどっぷりつかろうと思っている。
ここまで追いかけてる作家は北森鴻さん以来である。
BURN 上 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)
BURN 下 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)

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