受動態の進行形
みなさん、こんにちは。
セカンドTOEICパートナーのくにしーです。
今回は、英語学習者の多くが理解できていない受動態の進行形について、解説をしていきます。
例題
まずは例文から見ていきましょう。
Part5形式の出題です。
This road has been closed for a week ____ repairs being made on the bridge.
A) because
B) since
C) because of
D) while
この文の repairs being made の文構造を理解できますか?
この問題の答えは、
C) because of です。
解説
because は接続詞ですが、
because of 「~により、~のため、~のせいで 」は、前置詞なので、後ろに、
①名詞
②形容詞 + 名詞
③動名詞
④名詞 + 関係代名詞で名詞を修飾
などの形がきます。
それぞれ例を挙げると、
① because of the accident
② because of heavy rain
③ because of eating too much
④ because of the delay caused by the storm
などといったかんじです。
今回は④のパターンで、
because of repairs(名詞) + (which are) being made 〜 (関係代名詞で修飾)
の形です。
受動態の進行形
ここで are being made というのは、受動態の進行形です。
能動態の進行形は、
一般動詞が ing形 になりますが、
受動態では、一般動詞は受身形(ed形)と決まっているので、
直前に being がつくことで進行形を表現しています。
ここで、時制は一つ目のbe動詞(are being made の are)で表現されます。
例文:
能動態の進行形
He is running in the park.
彼は公園で走っている。
He was running in the park.
彼は公園で走っていた。
受動態の進行形
Repairs are being made in the park.
補修工事が公園で行われている。
Repairs were being made in the park.
補修工事が公園で行われていた。
以上より、
because of repairs being made
補修工事が行われているせいで
となります。
being の使い方
受動態の進行形で使われている being は、
「~されている」という進行形の意味です。
being は、この他にも動名詞として「~であること・存在すること」という意味で使われることもあります。
例文:
Being with our teacher makes us happy.
私たちの先生と一緒にいると楽しくなる。
おわりに
受動態の進行形が理解できたでしょうか?
being の使い方に抵抗のあった方が、今回の記事でbeingがきても怖くないと思えたら幸いです。
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