well の使い方を3分でわかりやすく解説します【英語初心者＆どうしてもTOEICスコアが欲しい方】
みなさん、こんにちは！
セカンドTOEICパートナーのくにしーです。
well という単語はよく耳に(目に)しますよね？
well には、
He speaks English well(彼は上手に英語を話す) のように、
"上手に"という意味や、
相槌の"well..." などなど、
様々な使い方があります！
TOEICテストでも well は頻出です。
今回は well の使い方を覚えましょう！
※初心者の方にも分かるように一文一文丁寧に解説していくのでご安心ください！
副詞 well の使い方
まずは品詞ごとの well の使い方を見ていきます。
副詞のwellはみなさんがよく見る使い方ですね。
以下の３つの意味を覚えておきましょう。
①うまく、上手に、満足に
in a good or satisfactory way. (良い方法または満足のいく方法で)
He speaks French well.
彼はフランス語を上手に話す.
well が動詞 speak を修飾し、「上手に話す」という意味になります。
②よく、徹底的に
in a thorough manner. (徹底的に)
Add the mustard and lemon juice and mix well.
マスタードとレモンジュースを加えてよく混ぜます。
Addは「加える」、文頭にきて命令形になっているので「加えろ」ですね。
Add the mustard and lemon で「マスタードとレモンを加えろ」となります。
そして、and mix well.
mixは「混ぜる」なので、well が mix を修飾し、「よく混ぜろ」となります。
「しっかり」とか「念入りに」といった感じです。
③おそらく
very probably; in all likelihood. (おそらく)
Being short of breath may well be the first sign of asthma.
息切れは喘息の最初の兆候かもしれません。
being short of breathで「息切れ」です。
To be short of breathでも同じ意味になります。
mayは「～かもしれない」ですね。
be the first sign of --- は、「--- の最初のサイン(兆候)」という意味になります。
asthmaは「喘息」です。
ここで well の役割は、may「～かもしれない」よりも可能性を高くすることです。
may wellは、「十分あり得る」という意味になり、may よりも可能性が高いです。
日本語では、well があってもなくても、「息切れは喘息の最初の兆候かもしれません。」と訳せますが、ニュアンスとしては①の方が可能性が高いのです。
① Being short of breath may well be the first sign of asthma.
⇒ 可能性が高い
② Being short of breath may be the first sign of asthma.
⇒ 可能性が低い
※上級者向け
⇒ 副詞well の定義は以下のようになっています。
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形容詞 well の使い方
wellは形容詞で使うこともあります。
①健康で、丈夫で
in good health; free or recovered from illness. (健康である、気分がいいまたは病気から快復した)
I don't feel very well.
気分が悪いです。
feelは動詞で「感じる」ということです。
副詞の very が well を修飾しています。
very は、not と使うと「あまり～ない」となるので、
not feel very wellは、「あまり健康に感じていない」
⇒ 「気分が悪い」となります。
②賢明な、推奨される
sensible; advisable. (賢明な、推奨される)
It would be well to know what this suggestion entails.
この提案が何を意味するのかを知っておくとよいでしょう。
It is 形容詞 to do は、「ーするのは形容詞だ」となります。
今回はこの形容詞の位置に well が入っています。
動詞 entail には様々な意味がありますが、ここでは「～を伴う」という意味で使われています。
what this suggestion entails で、「この提案が伴うモノ」となります。
直訳すると、
「この提案が伴うモノを知ることは賢明だ」となります。
※上級者向け
⇒ 形容詞well の定義は以下のようになっています。
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間投詞 well の使い方
会話においては、wellは間投詞の役割を果たします。
こんな使い方があるのか、と参考程度に見ていきましょう。
※間投詞とは、
話し手が、驚き・喜び・悲しみなどの感情を直接表現するときに用いる単語です。感嘆詞、感動詞とも呼ばれます。
①まあ、おや、おやっ！、 えっ！、さて、
Well, I never!＝Well, to be sure!＝Well now!
まあ、 (これは)驚いた！, まさか！
②やれやれ、まあいいや、なるほど、
Well, here we are at last.
やれやれ、やっと着い(てよかっ)た。
③さて、ところで、あのう、ちょっと、
Well, as I was saying….
さて、さっき言ったとおり….
※上級者向け
⇒ 間投詞well の定義は以下のようになっています。
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名詞 well の使い方
意外と知られていないのがwellを名詞で使うパターンです。
wellを名詞で使う場合は"井戸"の意味になります。
また、
OIL WELL(油井)の意味でも使うことができます。
※油井（ゆせい）とは、油田において原油を採掘するために使う井戸のことです。
※上級者向け
⇒ 名詞well の定義は以下のようになっています。
a deep hole made in the ground through which water can be removed
(水を取り除くことができる地面に作られた深い穴)
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well-過去分詞の形
well は動詞の過去分詞形とセットで使われることがあります。
これは動詞の過去分詞が形容詞のような役割をし、
副詞 wellがその形容詞を修飾している形になります。
well-attended
出席者［参加者］の多い
The party was well attended.
パーティーは盛会だった。
well-known
有名な、よく知られた
That thing is not well known.
その事はあまりよく知られていない。
(He is) well-behaved = well-bred = well-mannered = mannerly
(彼は)行儀が好い。
He has a compact frame ⇒ a well-knit frame.
彼は、締った体格だ。
knitは、「ひきしまった」という意味です。
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ここまでTOEIC頻出単語 well の使い方を解説してきました。
もし、今理解できていなくても、問題はありません。
深呼吸をして単語を読み間違えていないか、
文法の解釈を間違えていないか、
などをゆっくりと丁寧に考えながら、
もう一度読み返してみましょう。
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