形容詞の後置修飾をマスターしよう！【英語初心者＆どうしてもTOEICスコアが欲しい方】

みなさん、こんにちは！

セカンドTOEICパートナーのくにしーです。

今回は、形容詞の後置修飾について解説していきます！

通常、形容詞は名詞の前に置かれ、名詞を修飾します。

She is a beautiful lady.

彼女は美しい女性だ。

beautiful は lady を修飾しています。

beautiful flowers

美しい花

beautiful は flowers を修飾しています。

しかし、形容詞が名詞の前ではなく、

名詞の後ろに置かれ、後ろから名詞を修飾するパターンがあります。

これを形容詞の後置修飾といいます。

I have a room ready for our guests.

私はゲストのために準備ができている部屋を持っています。

形容詞 ready は後ろから名詞 a room を修飾しています。

このように、

形容詞の後置修飾が起こるのは、

３つのパターンがあります。

今回は3つのパターンを解説していきます。

※初心者の方にも分かるように一文一文丁寧に解説していくのでご安心ください！

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① 一時的なニュアンス

形容詞が名詞を修飾するとき、

前から修飾する場合は、名詞の「永続的状態」を表し、

後ろから修飾(後置修飾)する場合は、「一時的な状態、一瞬の状態」を表すことがあります。

例えば beautiful や tall といった形容詞は、

beautiful scenery　美しい景色

a tall tree　高い木

どちらの状態もすぐに変わってしまうものではなく、長く続くものです。

一方で、 available や present は一瞬の状態を表しています。

All rooms are fully booked and this is the only room available now.

部屋は全室予約済みで、ここだけが今利用できる唯一の部屋です。

all rooms「全ての部屋」

are fully booked「完全に予約される」

this is「ここは、これは」

the only room「ただ一つの部屋」

available now「今利用できる」

available は後ろから名詞 room を修飾しています。

これは、available という状態が「一時的な状態」だからです。

部屋は、常に埋まっているわけでも、常に利用できるわけでもありませんね。

その時々によって、利用できるかは変わります。

では、available の他に、

どのような形容詞が「一時的な状態、一瞬の状態」を表し、

名詞を後置修飾するでしょうか？

◎語尾が -able, -ible

-ible, -able といった語尾の形容詞は後置修飾で使うことができます。

該当する形容詞例

available 利用可能な
visible 見える
※the star visible「一時的に」見える星
　the visible star 「一時的ではなく」いつも見える星、というニュアンスです。

◎a-で始まる形容詞

a-で始まる形容詞も後置修飾で使うことができます。

該当する形容詞例
※後置修飾のみで使う形容詞です

alike 似ている
alive 生きている
alone 一人で、孤独な
asleep 眠っている
awake 起きている

Don’t wake up the baby asleep. 

眠っている赤ちゃんを起こさないで！

He is the happiest man alive.

彼はこの世で生きている最も幸せな男だ。

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② 2語以上のかたまり

形容詞が二語以上のカタマリの場合も、後ろから修飾するのが一般的です。

例文は以下です。

She was carrying a bucket full of water.

彼女は水で一杯のバケツを運んでいた。

full of water「水で一杯の」が、

名詞 bucket「バケツ」を修飾しています。

The house is surrounded by a fence ten meters high.

その家は１０メートルの高さの塀で囲まれています。

ten meters high「10メートルの高さの」が、

名詞 fence「塀」を修飾しています。

This is an act worthy of attention.

これは注目に値する行為です。

worthy of attention「注目に値する」が、

名詞 act「行為」を修飾しています。

以上のように、

形容詞が二語以上のカタマリの場合も、後置修飾するのが一般的です。

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③ something, nothing, everybodyなどの名詞を修飾する場合

something, nothing, everybodyなどのように、

-thing, -body, -oneといった語尾の名詞を修飾する場合も、

後置修飾となります。

該当する名詞例

someone
somebody
something
anyone
anybody
anything
nobody
nothing

例文：

I don’t have anything expensive.

私は何も高価なものは持っていません。

形容詞 expensive「高い」は、

名詞 anything「何か」を後置修飾しています。

Nothing worth doing is easy. 

やりがいのある事に容易なものはない

形容詞 worth「価値がある、やりがいがある」は、

名詞 nothing「何も...ない」を後置修飾しています。

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まとめ

今回は形容詞の後置修飾、３つのパターンをご紹介してきました。

形容詞が後ろから名詞を修飾していても慌てずに対応していきましょう。

もし、今理解できていなくても、問題はありません。

深呼吸をして単語を読み間違えていないか、

文法の解釈を間違えていないか、

などをゆっくりと丁寧に考えながら、

もう一度読み返してみましょう。

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