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仕事をしながら1年以内にTOEIC L&Rで465→640(3か月)→770(6か月)→810(11か月)にした最短で結果を出す学習戦略【独学、留学なし】


現在、私は外資系(米国)のメーカーに勤務しており、TOEICのベストスコアは900点です。
これだけ聞くと、「とても英語ができそうだな~」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

私が入社した際は810点を持っていましたが、英会話や英作文については初心者でした。
その後、日々仕事の中で、英語を使い学び、少しずつ英会話や英作文を覚えています。
TOEICにおいても810点→900点については、特別なTOEIC対策をすることなく到達できました。
日々、英語に触れる環境がいかに大切か身に沁みています。

そもそも、そのような環境に身を置くことができたのも、TOEICで810点というスコアを取得できたことが大きかったです。
現在も英語学習者として、英語力向上に励む毎日です。

TOEICの学習を始めるまで、全く英語とは無縁だった私がいかにして、働きながら、しかも1年でスコアを飛躍的に向上させたか、このノウハウはこれから英語学習・TOEIC対策を始める方にとって、お役に立つものと信じています。


私のノウハウで、英会話や英作文がすぐにできるようにはなりません。
しかしながら、リスニングとリーディングの基礎知識をつけることは将来の英語学習に必ず役に立ちます。


また、TOEICのスコアはファストパスとして、あなたを英語の世界へと導いてくれます!!

では、英語学習者としての第一歩を踏み出しましょう!

〇英語を学習する目的


TOEICに関してのノウハウ記事などを読んでいると、TOEICはゴールではなくスタートであるといった言葉を目にします。
「こういう職種につきたい」「外資系企業で働きたい」「英語圏を相手にビジネスをしたい」という信念があれば、TOEICはそれらに向けた学習成果のものさしに過ぎません。
しかし、社会人になってから英語学習を開始する理由として、そのような大きな希望や大志を明確に持っている方は意外と少ないのではないでしょうか。 
そのような方は既に学生時代から留学をしたり、外国人の友達を作ったりと精力的に取り組まれているように思います。

つまり、社会に出てから英語学習を開始したいと考え始めた方の中には、「何かビジネスマンとしての武器がほしい」「このままのスキルでいいのか不安だ」という方が多いのではないでしょうか?


かく言う私も英語学習を始めたきっかけは「将来に対する漠然とした不安」でした。


私にとって、将来の選択肢を広げる一番の方法が英語を学習することと考えました。
TOEICは学生時代に一度受けたきりで(300点台だったと思います...)、何から手をつけて良いか分からないという状態からのスタートでした。
それでも、結果を出すまで続けることを心に決め、英語学習を始めました。

いま、漠然とした不安を抱えている方も、自分を信じて少しずつ歩を進めていけば、必ずTOEICでの高得点と将来の豊富な選択肢を持てるはずです。
TOEICはネイティブスピーカーや帰国子女ではない人でも、戦略と準備をもって挑めば結果がついてくるものです。

 
あなたに必要なものは、「これから英語をめげずに学習する」と心に決めることです。


※私のノウハウは最短で結果を出すものなので、社内での昇進のためにTOEICのスコアが必要という方にもおすすめです。


〇働きながら英語を学習すること
仕事の中で英語を使う機会がない場合、英語学習に最も大切なのは、「習慣化すること」と「時間を捻出すること」です。


私も日本企業の中で、英語を使うことなく働いていました。
そのため、平日に英語学習に充てられる時間は30分~1時間ほどです。
 
「習慣化すること」…習慣化することで脳がすぐに英語学習モードに切り替わるようになります。学習している時間は常に全身全霊を英語に集中することで効率がアップします。
「時間を捻出すること」…英語学習を開始したからといって、一日何時間も勉強するのは現実的でないです。猛勉強ではなく、ムリなく続く範囲で行うことが大切です。
ダラダラ続ける数時間より全力投球の30分の方が学習効果は高いです。
 


〇最初にすること


①公式問題集の用意
https://www.iibc-global.org/toeic/support/prep.html

まず最初にTOEICの公式問題集の最新版を入手してください。


TOEIC学習の8割方はこの公式問題集が握っています。とことん使い倒しましょう。

②TOEIC受験の申し込み
今から申し込みできる限りで一番直近の開催日に申し込みしましょう。
英語学習の最初のうちは、習慣化していくのが大変なので、試験日を早めに設定することで危機感を持ち、習慣化に役立てましょう。


定期的に試験を受けることで、学習効率もアップするので、3、4か月に一回を目安に受けましょう。
ただし、毎月受ける必要はないと思います。1か月では英語力の向上が数字に表れるとは限らないからです。
TOEICはマークシート方式なので、点数にバラつきが出ます。特に正答率(点数)の低い方ほど、とりあえずマークする数も増えるので、点数がバラついてしまいます。
そのため、着実に英語量は伸びているのに、スコアが落ちたということが起きます。
モチベーションを維持でき、かく確実に結果も出る3ヶ月スパンをおススめします。

〇学習の進め方


以下の章立てで戦略の説明をしていきます。
ー公式問題集・タイムマネジメント
ー単語

ーPart 1
ーPart 2
ーPart 5

ーPart 3
ーPart 4
ーPart 6
ーPart 7

〇公式問題集・タイムマネジメント


まずは公式問題集で一回分のテストを解いてみましょう。
おそらく最初のうちはほとんど勘で解くような形かと思います。
その際に、時間配分を守って解いてみましょう。

リスニングは音声が流れるので、タイムマネジメントの必要はないですが、
リーディングではタイムマネジメントが非常に重要です。

具体的には以下のタイムマネジメントを導入しましょう。

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さらにPart 7の内訳として、

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最終的に、800点を目指す際には、少し時間配分を変えますが(理由は後述します)、まずはスピード感を知ることが大切です。

また、120分集中力を保つ難しさ(実際は120分集中し続けるのはムリです。)を感じましょう。
問題を解く際に、わからなかった箇所はマークをしておきましょう。

実際のTOEICテストでは問題用紙への書き込みはできませんが、自分の公式問題集は使い倒します。
そのため、書き込みを沢山することになります。
ノートに転記するのは効率が悪いので、分からない箇所はマークをします。

解いてみたら、答え合わせをしましょう。

このとき、成績は特に気にしなくて大丈夫です。何が分かって何が分からなかったかに意識をフォーカスしましょう。

この後の学習方法は各パート毎、詳細に説明します。

〇単語


ズバリ「mikan」というアプリを使いましょう。


このアプリで、TOEIC2500語を学習すれば、800点を取得する単語学習は十分です。
このアプリでは100語づつ、Rank1~25に分かれています。
詳細の使い方は、以下のリンクから見ていただきたいのですが、

App store
https://apps.apple.com/jp/app/%E8%8B%B1%E5%8D%98%E8%AA%9E%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA-mikan/id920856839
Google play
https://play.google.com/store/apps/details?id=link.mikan.mikanandroid&hl=ja

進め方としては、
英語を見て、日本語の4つの選択肢から正答を選ぶやり方で一回り(2500語)し、
二回り目に英語の意味を当てるカードめくりで学習やり方がおススメです。


そして一番大切なことは「単語は家で机に向かって学習するものではない!」ということです。


単語学習はスキマ時間に行いましょう。出勤日であれば、会議の待ち時間やランチの待ち時間、電車通勤の時間などスキマ時間に行うことをおススメします。
特に、4択問題はサクサク進むので、スキマ時間の学習に最適です。

「mikan」を毎日の習慣としましょう!

キャプチャ

単語学習のコツ:全ての学習に共通して言えることですが、「最後までやりきらないで終わる」ことで習慣化しやすくなります。
例えば、mikanで言えば今日は1~100までやると決めたら、90や95までやって終わって下さい。
ものすごくモヤモヤしませんか?このモヤモヤは明日また学習する原動力になります。
あえて、最後までやらず少し残して中途半端にしておく ← 是非試してみてください。


Part1からの学習法は、明日の投稿で説明します。



以下はアドバイスになります。
〇ワンポイントアドバイス1
今日は本当に疲れた!やりたくない!という日は誰にでもあります。
そういう時は気持ち的に自分が一番楽な方法で英語に触れましょう♪
方法は何でも構いません。
映画や音楽、TEDやPodcastなど様々な媒体があります。


どんな形でも毎日英語に触れ合う習慣をつけましょう!


そして、次の日はまた学習に励めばいいのです。

私も英語学習でそのような時期はありました。
770 → 810
810 → 900
これらの期間は家庭のことが忙しかったり、他の資格をとったりとなかなか英語学習に本腰とはいきませんでした。
それでも洋楽を一回だけでも聴くとか、英語ニュースのPodcastを聴くとか、毎日何かしら英語と触れ合っていました。

おかげで、今では洋楽をそれなりに覚えることができました。
(歌えると気持ちのいい洋楽ランキングでも作りましょうか...)

海外ドラマでも映画でも好きな方法で英語に触れましょう!

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