TOEIC960点が公式問題集8を解いてみた【レビュー】
みなさん、こんにちは!
セカンドTOEICパートナーのくにしーです。
TOEICの日(10月19日)に発売された公式問題集8を早速解いてみたので、
レビューをしていきます。
設問に関しての細かいネタバレはしておりませんので、
まだ解いていないという方も安心してご覧ください!
テスト1
まずは、スコアです。
リスニング:93/100
リーディング:94/100
リスニング・リーディングともにコンスタントに失点をしています。
パート毎の内訳は以下です。
Part1:6/6
Part2:24/25
Part3:35/39
Part4:28/30
Part5:26/30
Part6:16/16
Part7 Single: 27/29
Part7 Double: 10/10
Part7 Triple: 15/15
☆ Part1 難易度:やや易
Part1 は、特別迷うところはありませんでした。
Part1 は、1,2題二者択一になることがありますが、
そうした設問がないときは難易度が低めということでしょう。
☆ Part2 難易度:やや易
序盤はストレートな回答、
中盤以降でひねった回答が出てくるといういつものパターンでした。
☆ Part3 難易度:やや難
イギリス人女性のスピーカーが苦手という方は、
彼女が話している設問は正答率が低くなると思われますので、
やや難としました。
☆ Part4 難易度:やや易
終盤の図表を含んだ設問がシンプルだったので、
スコアを比較的取りやすいです。
Part3/4に共通する傾向として、
why から始まる設問が増えています。
今回の公式問題集8でも、
Part3/4 合わせて テスト1で13回、テスト2で10回、
why から始める設問が出題されています。
これは、公式問題集6,7の平均回数7回を大きく上回っています。
2021年10月24日のテストでも、
「why から始まる設問が多かった」という感想を聞いており、
今後もこうした出題は続くと見られます。
why から始める設問は、選択肢まで先読みできれば、
かなりの確率で正答することができます。
☆ Part5 難易度:普通
語彙や前置詞問題など難しめの出題がありましたが、
終盤の難易度はそれほど高くないので、普通レベルです。
☆ Part6 難易度:易
シンプルな設問が多く、
今回のテストではPart6で時間を稼ぐことができます。
☆ Part7 Single 難易度:やや難
内訳は従来と変わりませんが、出題順が変わっています。
ここ最近本番のテストでも、Part7 シングルパッセージは、
従来のように、
1題2問 x 4 ⇒ 1題3問 x 3 ⇒ 1題4問 x 3 とは限らず、
1題2問 x 1 ⇒ 1題4問 x 1 ⇒ 1題3問 x 1 ⇒ 1題2問 x 1 などと、
トリッキーに入れ替えてくるので要注意です。
また、どのテストにも共通して言えるのですが、
シングルパッセージの1題4問は、
ダブルパッセージやトリプルパッセージより難しいので、
時間をかけすぎずにダブルパッセージ・トリプルパッセージに十分な時間を残すようにしましょう。
シングルパッセージの1題4問が難しい理由は、
一つの文書から4問を作るので、内容が必然深くなります。
つまり、正確に文意を取れていないと正答を導き出せない設問が多くなります。
一方で、ダブルパッセージ・トリプルパッセージは文書が複数ある分、
文の量は多くなりますが、反面設問はシンプルなものが多く、
広く浅くという感じです。
ダブルパッセージ・トリプルパッセージの方が、
シングルパッセージの1題4問よりも、
「時間さえあれば解ける」傾向が濃く、
そのあたりは時間配分をうまく行い、
ダブルパッセージ・トリプルパッセージで確実に得点していく必要があります。
☆ Part7 Double 難易度:やや易
時間さえあれば解けるという設問が多いです。
設問を2つずつ先読みして解いていけば問題ありません。
☆ Part7 Triple 難易度:やや易
ダブル同様、時間さえあれば解けるという設問が多いです。
こちらも設問を2つずつ先読みして解いていけば問題ありません。
トリプルパッセージに20分残すことができれば、
得点源とすることができます。
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テスト2
まずは、スコアです。
リスニング:96/100
リーディング:95/100
テスト1よりもスコアが上がっていますが、
二者択一で迷った部分の正答率が高かったので、
運に助けられた要素が大きいです。
パート毎の内訳は以下です。
Part1:5/6
Part2:25/25
Part3:38/39
Part4:28/30
Part5:28/30
Part6:14/16
Part7 Single: 28/29
Part7 Double: 10/10
Part7 Triple: 15/15
☆ Part1 難易度:難
テスト2のリスニングの山場は Part1 でした。
Part1 は、1,2題二者択一になることはありますが、
今回は3題も二者択一を迫られました。
細かな単語の解釈や使われる単語のレベルなど、
過去最高難易度の Part1 でした。
☆ Part2 難易度:易
序盤はストレートな回答、
中盤以降でひねった回答が出てくるといういつものパターンでしたが、
テスト1に比べてひねった回答が分かりやすいものでした。
☆ Part3 難易度:やや易
Part3/4は、テスト1同様「why から始める設問」が多く出題されており、
ここで点数を稼ぐことができます。
終盤の図表を含んだ設問がシンプルだったので、
スコアを比較的取りやすいです。
☆ Part4 難易度:易
分かりにくいシチュエーションが登場せず、
推測がしやすい設問が続いており、
スコアを稼ぎやすくなっています。
☆ Part5 難易度:普通
終盤の語彙問題の難易度は高めですが、
即答できる設問もあり、
全体の難易度は普通でした。
☆ Part6 難易度:難
テスト2のリスニングの山場は Part6 でした。
本文、設問ともに単語の意味が取り辛く、
文意を正確に理解しづらいものが多くありました。
時間もかかってしまい、Part7 に残す時間が短くなってしまいました。
TOEICテストでは、まれに難易度の高い Part6 が出ますが、
今回はそれに当たります。
☆ Part7 Single 難易度:普通
こちらは出題形式は、
1題2問 x 4 ⇒ 1題3問 x 3 ⇒ 1題4問 x 3 と従来通りでした。
1題2問 ⇒ 1題3問 ⇒ 1題4問 と徐々に難易度が上がっていく、
いつも通りのシングルパッセージでした。
☆ Part7 Double 難易度:やや易
テスト1同様、
時間さえあれば解けるという設問が多いです。
読むべき文の量は少なめなので、
時間をそこまでかけずに解くことができます。
表中の数字などは必要があれば読む、
というやり方で解いていきましょう。
☆ Part7 Triple 難易度:普通
こちらも、
時間さえあれば解けるという設問が多いです。
文の量がテスト1より多いので、
ここまでにどれだけの時間を残しているかがカギを握ります。
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まとめ
今回は、2021年10月に発売された、
「TOEIC公式問題集8」のレビューをしてきました。
公式問題集8を使い、
TOEIC対策を万全にしましょう。
英語を学んでいる、学びたい方へ
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