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2009FISMのハンソルヒの演技が好きな理由

好きなマジシャンがいる人は多いだろう。

僕もいないではないが(緒川集人さん)、どちらかというと
この人のこの演技が好きという方が多い。

その中でも一番好きなのが、2009FISMでのハンソルヒのこの演技

この後、グレードアップさせた演技も出しているが
僕は、断然こっちの方が好きである。
マジックみたいなショーエンターテイメントで”完成”
という言葉を使いたくないのだけど、
本演技に関しては、明らかにこれで完成されている。

この演技を最初に見たときにかなりの衝撃を受けた!

特に

・スタイリッシュな曲
・華麗なステップ(ステージング)

この2点である。
他にもあるがこの2点が飛びぬけている。
飛びぬけているというより、新しかった。

それまで、マジックで使われる曲はJAZZとかクラシックとか
という感じで、なんというかクラブチックな
所謂陽キャが聞いてそうな曲を使う人って
いなかったんですよ。

少なくとも僕が見てきた中では。

そして、CDを使ったマジックというこれまたスタイリッシュ。

更に、HOUSEの様なステップを絡めたステージング
これはもはやステージマジックというジャンルを飛びぬけて
違うジャンルな気分さえしてくる。

何回見ていても飽きないし、不思議かどうか?
というマジックの世界から飛び出して
単純に見ていて楽しいのである。

なぜ楽しいか?は上記に記載したが
それにもまして、本人が楽しそうにしているのも
重要なポイントだと思う。

もはや、スタイリッシュスタイル(マジック)を確立した
と言っても過言ではないだろう。

それほどまでに、僕は衝撃を受けた。
そして、ステージで使う曲の大事さに気づいたのであった。

そして、不思議かどうかではなく
見ている人が楽しいと思えれば不思議もいらないのでは?
そんなテクニカルな事しなくてもいいのでは?
と思ったのも、この頃位からだろう。

そして、ハンソルヒに多大なる影響を受け
その後、ジョーダンゴメスのエッセンスも取り入れ
とあるマジックコンテストで準優勝までするのは
また別のお話しだ。

自分が好きなものを何故好きなのか書く練習をしようと試みたが
中々難しいですな。

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