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サウナの聖地サウナしきじの主を知っているか?

知る人ぞ知るサウナの聖地しきじ。少なくとも1年で2回は足を運んでいる。韓国風薬草サウナとフィンランド式サウナの2つがある。
韓国風薬草サウナはとびきり熱い。私が知る限りでは一番熱い。足元から噴き出てくる薬草を成分を纏ったスチームが熱いを通り越して痛い。
それと、富士山が蓄えた地下水が柔らかくて優しい冷たさで言いようのない気持ち良さがあり、私は虜になっている。
いつも思うことがある。ここの気が素晴らしい。ずっといたくなる。それはサウナの中だけではなく、受付から休憩室から全てにおいて気が通っている。私はこの気がしきじの聖地たる所以ではないかと思っている。
この気の正体は社長にあった。
いつも率先して、風呂桶を整えたり、タオルを交換していたり、時には自ら裸でサウナに入り、温度を確かめ、曇ったガラス窓をスッポンポンで拭いている人物がいる。
その身のこなしに全く無駄がなく、全てが流れるように行われるのである。
一見、掃除担当のおじいちゃんに思うのだが、私はこの人が絶対に社長だと思っていた。それが、今日やはりこの人だったことを、Xで今をときめくサウナしきじのお嬢様である笹野美紀恵さんに確認ができた。
おそらくものすごく儲かっているのに、その気配は微塵も見せず、自分の存在は消してひたすらお客様が心地よい状態を作っている。
やはりあの方がしきじの気の正体だった。
愚直にいつもからわぬ働きぶりに感心する。
サウナしきじに行かれて、テキパキと流れるような動きで働いていらっしゃる方を見たらこのことを思い出して欲しい。きっといつもよりもっと整うはずだ。

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