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宿題せんでも死にはせんっ!

三井家の家訓に
【宿題せんでも死にゃあせん】
ってのがあります。

誤解のないように、
これ決して
「宿題はやらなくてもいい」
という意味ではありませんよ。


もう少し詳しく書くと、

「宿題はたとえやらなかったとしても、命まで取られることないよね。
 ならばその上で、何故宿題をするのか?を自分で考えて、宿題するのか?しないのか?選択し行動しよう」

というのが、この家訓の全文です。



さて、
お盆休み。

長く感じていた夏休みも、
お盆を境に、
急に夏休み終わりへ向けてカウントダウンの気配を感じる方も多いのでは?

「ほら、
 もうあと夏休み終わりまで◯日しかないよっ!」
とか
「やれる時にやっとかないと後で困るよ!」

などなど、

子供の顔を見ては
『宿題』の言葉を連呼してるお母さんも少なくないと思います。

実際、
私のところにも宿題に関するご相談もよくいただきます。

そんな時、
はじママ三井が、
どんな風にお母さんたちのご相談にお答えするのか?
をお伝えする前に、


今日はまず、
ある男の子の話をさせてください。


彼は小学校3年生。

夏休みの宿題は
「そのうち気が乗ったらやるから大丈夫」
と毎日過ごしていたら、
宿題を全くやらないまま
あっという間に夏休み終了2日前になってしまいました。

焦った彼は、
せっかくのお友達の誘いも断って、
半ベソかきながら急ピッチで宿題に取り掛かりました。

でも、
出された宿題は1日2日では終わるわけもなく。。。
登校日になっても終わらなかった彼は、
先生に宿題持ってくるの忘れました、
と嘘をつくしかありませんでした。

結局、宿題をやらなかったことで、
半ベソかきながら殴り書きした手は痛くなるし、
先生には怒られはしなかったけれど、
嘘をつくことの心地悪さも味わって、
楽しいはずだった夏休みの思い出は、
この痛い思い出で塗り替えられてしまいました。


翌年、、、、

男の子は小学校4年生の夏休みを迎えました。

1年進学して、
宿題の量も3年生の時よりも増えましたが、
この年の彼はちょっと違いました。

昨年のような苦い思いをしないように、
夏休み前半のうちに
「できる時にできるだけ宿題をやっておく」
と決めて、お盆を前に提出分の宿題を全終えたのでした。


「残りの夏休み、
 思いっきり遊べるぞーーーいっ!!」



はい。

お察しの通り、
その男の子とは我が家の息子のことです。

この夏、何故かナルトにハマっておる。



最初にお伝えした通り、
「宿題せんでも死にはしない」
家訓なので、

我が家は、
「宿題しなさい」
とか一切言いませんし、

息子はこの2年で、
『自分でちゃんと失敗できたし、
 自分でちゃんと成功方法を見出した』

これって宿題のことじゃなくても
長い人生でめちゃくちゃ大事なことだと思うんです。


私の尊敬するある方は、
【自信は、決断の数と比例する】
と教えてくれました。


つまり、
『自己決定し行動した先で自信はついていく』
ということ。


日々の決断、
子供がしてる?
それとも
子供にさせてるようで実のところ親がしている?

そもそも
宿題しないことで、
本当に困ると思ってるのは誰でしょう?
子供?
それともお母さん自身?


ちょっとここいらで、
お子さんに大きく失敗の経験させてみませんか?

『自分で決めて選択する』

って自由だけど責任が伴います。

失敗した時の責任も自分で負うってことだから。


でも、
自分で納得して選択した先の失敗は、
大きな成功の一歩になる。


それは、
“自らのチカラで失敗しないやり方を一つ獲得した”
ということだから。


ひと夏の失敗は、
長い人生で見たらちっちゃなこと。


お母さんである私たちが
視座を上げて子供たちを見守って、
そして、
視座を下げて子供の気持ちに添える自分で在ること。


さぁお母さん、
大いに失敗できる環境を整えましょう!!

それにはやっぱり、
はじめに母が、自分自身を整え余白のある生き方をすることです。

はじめに母ありき、だから。


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