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進化し続ける精製方法。注目度No.1アナエロビックファーメンテーションとは?

ども!ノイズキャンセル機能を知ってからイヤホンにトリコになってるエイジです!

さて、今回は、精製方法のお話をしていきたいと思います!少しマニアックな話にはなるかと思いますが、コーヒーにとって、とても大事な工程ですし精製方法を理解していると、どんどんコーヒーが面白くなります!

て事なのですが、様々な精製方法がある中で基本的にはナチュラル製法とウォッシュド製法、パルプドナチュラル(ハニープロセス)製法がビック3になります!

このビック3の説明はどのコーヒー屋さんも発信してくれていて、とても分かりやすいので、そちらで見てみてください!笑


では!今回は注目度NO,1(エイジ調べ)

アナエロビックファーメンテーション

についてお話ししていきます!

日本語で言うと嫌気性(アナエロビコ)発酵(ファーメンテーション)と言います。無酸素での発酵させる精製方法になります!

元々は、少し違うやり方をアナエロビックファーメンテーションと言われてたのですが、めちゃくちゃややこしいので、今回は割愛させて頂きます。

コーヒーは、精製方法の中で、発酵プロセスがあって、その発酵の仕方でかなり味が変わってきます。

ナチュラルも、ウォッシュドも酸素がある状態で発酵(好気性発酵)させてますが、無酸素での発酵になります。

無酸素の中で活動できる微生物を中心に発酵させたといった感じですね。

では、どうやって無酸素状態にしているかというと

画像1

参照:田代珈琲

写真のようなタンクにパンパンにコーヒーチェリーを詰めて完全に密封します。

そうすると、気温にもよりますが、大体20時間くらいからガスが放出され出します。そうすると、二酸化炭素より、酸素の方が軽いので上に追いやられる事で無酸素といった状況で発酵させていくと行った感じになります。

このやり方は、成功率が高くないそうなので、二酸化炭素を注入して強制的に無酸素にするやり方もあります。(この場合、カルボニック マセラシオンとも呼ばれたりもします。ややこいっすねほんとに。笑)

画像2

参照:田代珈琲

この写真のペットボトルには水が入っていて、ここがポコポコなり始めるとガスが出てきましたよ〜と分かりやすく確認出来るという事です。

その後、ウォッシュドと同じように、パルパーを使って中の種を取り出して乾燥させていくといった工程となります!

パルパー

そのまま果肉がついた状態で、ナチュラルと同じように発酵させていくやり方もあります。こちらはアナエロビックナチュラルと呼ばれたりしますね。

アナエロビックファーメンテーションの特徴としては、

フレーバーが多く出てくる、今までのコーヒーには無かった風味が生まれる、といった特徴があります。本当に面白い珈琲です!


2014年コスタリカCOEで入賞し、世界中から注目され、今では、各国で取り入れられます。

未体験を感じたい方、コーヒー屋さんで見かけたら、是非頼んでみてください!

では、またね〜!



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