同人製作 その5

③ペン入れのやり方

ペン入れは簡単ですよ!下書きに沿ってペンで描くだけですね。でもやり方はいろいろあります。

まずはコマを描きましょう。下書きの通りにコマ割りするわけです。
1コマをコマ割りツールでコマ割りします。

キャプチャ

キャプチャ2

はい。コマ割りしました。
コマフォルダーが分割されて、1コマ目のフォルダーの中に絵を描くと、1コマ目に表示される。2コマ目のフォルダーに描くと2コマ目に表示。
でも、これ。扱いにくい!コマフォルダーを管理するのがめんどくさい。
そこで、このコマをラスターレイヤーに変換しておきます。こうすることで、ただの線になります。ペンで書いた線になるので、消したり自由自在。後々楽になります。

キャプチャ3

ラスターレイヤーに変換したところ。

キャプチャ4

キャプチャ5

キャプチャ6

その後は、コマの外側に描いてしまっても表示されないように外枠を塗りつぶしておきます。こうするとはみだしても見えないでしょ?今は青色ですけど、後で白に変更するわけです。

キャプチャ7

コマの外側に描きたい場合もありますよね?その時は、塗りつぶしを消して描けるようにします。そしてキャラクターがコマの前に飛び出している構図もありますよね?ここでラスターレイヤーに変更したコマが生きてきます。

キャラクターがかぶっているコマ枠を消しゴムで消せばいいのです!
コマ枠を消せばキャラクターがコマ前に配置されます。
コマ割りフォルダーだと、このやり方が複雑でわかりにくいんです。
前にも言った通り、アナログでやっていることをデジタル上でやってるだけですね(笑)

さぁ、そのあとはベタ塗り。
黒色を準備して黒色の部分を塗るだけですね。

でも実際、塗らなくてもいいと思います(笑)
塗ってもいいけど、塗らなくてもいいですよね。
塗らなくても絵として成立しているわけだから、塗らなくても大丈夫!
私も初期作品は塗ってません!まぁ、塗ればメリハリのある、締まる絵にはなるんですけどね。

④仕上げ

仕上げは、トーン入れたり、セリフ入れたり、擬音入れたりですね。

自分の場合、トーンはテキトーです。しかもトーンというよりグレースケールで製作していますので、その説明を。

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