![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40392591/rectangle_large_type_2_e52ed5efbe2abc3e088bb592673c594a.jpg?width=1200)
「東欧土産」ができるまで<お礼記事no.3>
この記事は、元々は通販でレビューをしてくれた方へのお礼を込めて、書きました。(ありがとうございました!)その後、一定期間が過ぎたので公開します。
さて、今回は新しく作ったこちらの作品が、形になるまでをまとめてみました。
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40392588/picture_pc_0d37edec34d9c6288a37e81966ab7845.jpg?width=1200)
①イメージを膨らませる
前回の「秘密の花園」では「オーバル型で周りに飾りがぐるっとされているもの」から出発しましたが、今回は、過去にスケッチしたお花モチーフを形にしてみようと思いました。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40390502/picture_pc_2618df0f951d21ba6b66b06e437b651f.jpg?width=1200)
シャープな感じではなく、ほっこりした感じを出したいなと。
色も、優しいグレーを使いたいなぁと、ぼんやり考えます。
ちなみに、このスケッチはラトビアのミトンから始まったのですが、後から確認してみたら例によって全然違いました笑。
なので、タイトルは「東欧土産」と、ぼかした感じにしました笑。
下記は、以前ラトビアの民芸市をぶらぶらした時の写真です。うーん、どれも可愛い!
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40390958/picture_pc_7b5eeac15e5865c10d42c4dbde9bd71a.jpg?width=1200)
②ふっくらさせたい
今回は、形が最初から決まっていたので、下書きはこんな感じでさくさくいきました。
写真ではたくさん並んでいますが、実際には最初は1つだけを作りました。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40391113/picture_pc_057c676ce8eda1b2833f5f4e2ffff08b.jpg?width=1200)
花びら部分は、サテンステッチ(広く面を刺す方法)で、
一面同じ色で埋めたいというのは決めていました。
あと、どうにかしてふっくらさせたいなぁと。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40391148/picture_pc_4ac6bf507263add847ef7194b4ff4b5a.jpg?width=1200)
ということで、モックとして形を切り取ったもので色々試しました。↑
ふっくらさせるために、花弁部分を何重にも刺すということを考えたのですが(文字だとわかりにくいけど)
うまくいかなかったので、ボツ。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40391216/picture_pc_b1861fe60eb718aa89ab44e0d3a7f30e.jpg?width=1200)
最終的に、花弁は厚手のフェルトを芯として入れることに。↑
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40391276/picture_pc_3349b94846524abd262500dc284f04aa.jpg?width=1200)
グレーの糸で、こんな感じで刺していきました。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40391393/picture_pc_1273b2151ba6c9fca542006f5b560bd0.jpg?width=1200)
横から見ると、ふっくらしているのがわかるかな?↑
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40391439/picture_pc_86ace22dc0690b776e2b50bfdf3ee81d.jpg?width=1200)
実は、芯を入れたバージョンと、入れないバージョンで両方作っていました。↑
うん。芯があったほうが可愛い。
縁取りをどうするか考える
モチーフはできたので、縁取りをどうするか考えます。
方法はいくつかあって、いつもはビーズを先に布に縫い付けた後で、ブランケットステッチをしているのですが、
今回は、ブランケットステッチをする際にビーズをつけることにしました。
こういう時はよくPinterestで検索して参考にすることが多いです。
(見始めると、止まらなくなる)
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40391562/picture_pc_f7fddb741f2e00ae2a4cd2da3c9e1904.jpg?width=1200)
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40391664/picture_pc_33b0b13f813f85dd126ac6af267ad9d2.jpg?width=1200)
なので、こういう感じで裏側に布を織り込んで、ブランケットステッチでかがっていきます。いつもは丸小サイズのビーズを使っていたのですが、今回は繊細な感じにしたくて、特小サイズにしたらめちゃめちゃ大変だった…。
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40392618/picture_pc_2436838ef06dad388aa7e5dc5dda410b.jpg?width=1200)
ということでできたのがこれ!
③カラーバリエーション
カラバリを考えます。
1つめはモノトーンのグレーベースだったので、2つめはブルー系にしました。
後から気がついたのですが、前回記事にした「秘密の花園」、モノトーンとブルーでしたね。なんとなく、おさまりがいいかな〜とかとか。
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40392669/picture_pc_9f9beef71552bf98bc09c1248271e6f9.jpg?width=1200)
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40391721/picture_pc_231f794cb495c5e864962474f7aa9cab.jpg?width=1200)
横から見るとふっくらしているのがわかりますでしょうか。
④まとめ
こんな感じで、出来上がりました。
実際に形にしていくのは、難しくもあり(よくうまくいかなくて放置してしまう)、楽しくもありますね!
なお、「東欧土産」は12/13に販売開始予定です。
レビューやWSへの参加、ありがとうございました!
次は、手描きの箱についてのあれこれとかを書こうかなと思っています。
ハイトモニカのインスタはこちら
https://www.instagram.com/haitmonica/
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