ウォーハンマー40k20230907データスレート(オルク的)考慮
はじめに
(急な休日出勤とかで)予定が合わず、1ヶ月半くらいゲーム出来てないうちに……データスレートが発表されとるやんけ!!!
結構派手に変わったので、ちょっと見てみようと思います。
しかしこのタイミングでこの更新、トーキョータクティカル(9/9〜9/10開催)の参加者は阿鼻叫喚なんじゃなかろうか。
流石に更新前のルール適用するのかな?
なお、この記事はルールコメンタリー全部読む前に書いているので、間違いがあったらすみません。
コアルールについて
いくつかのルールが強烈にナーフされた。
先に言っておくと、オルク的にはほぼ関係ないので相対的に超強化された。
もちろん影響ゼロとは言わないが……確実に他のアーミーよりは気にしなくて良い。
①会心ウーンズから致命ダメが出なくなった。
ちょっと分かりづらいが、要するに、今まではシャドウソードの主砲(ダメージ12)が会心ウーンズすると致命ダメに変わってボゥイが12体死んでいたところ、変更後はスペセセーブできないものの1体爆散するだけで済むようになった。
モブが多いオルク的には当然、ダメージが別のモデルに波及しなくなってハッピーである。もうヘヴィレイスキャノンで2D6体死なないよ!
自分が使う側にしても、オルクの会心ウーンズはビークルモンスター特効と組み合わせるのが主な使い方なので、実質あんまり変わらないとおもわれる。
②策略のCPについて
そもそもオルクはそんなに頭いい事出来ないこれらのルールがオルクに存在しないので、単に得をした。
オルク的によく使う策略は軒並み戦闘系戦術なので、そこはあんまり変わらないけどね……
消費CP増やす能力が凶悪すぎるので、もっとナーフするか全アーミー使えるようにするかして欲しかったな……と言う気持ちは正直ある。
③警戒射撃について
視認できてないと警戒射撃出来なくなった(間接射撃出来なくなった)。
オルクは基本警戒射撃される側なので、当然嬉しい。
④狂気の奮戦について
9版使用になり、バトル中1回しか使えなくなった。
死にやすく統が低めなオルクにとっては逆風かな。
とはいえ、9版と比べればそもそもかなり失敗しづらくなっているるうえ(グレッチェンですら7+成功)戦闘能力に直接影響するわけでは無いので、オルクにしても要所でしか使わない策略ではあった。
なのでそこまで影響はないかと。
個人的にはこういう、使ったかどうかプレイヤーが覚えておかないといけないルールはあまり好きじゃ無いんですけどね。
(グァァァグは?)(グァァァグは流石に忘れへんやろ)
⑤高層キーワードについて
廃墟で射線を切れるようになった。
オルクの高層持ちはストンパ、ゴルカノート、モルカノート。
ポイントとかの関係で、実質、使用を検討出来るのは(白兵寄りの能力を持った)ゴルカノートくらいかな〜と思っているので、これは嬉しい。
銃の射程も長くないので、みんなから見える高層キーワードはほぼ純然たるデメリット能力だったのです。これが消えるのはありがたい。
ちなみに日本語コデックスでは誤植で高層キーワードが付いていないうえ、エラッタでも言及されていないので俺はぬか喜びしていた、という経緯がある。
奉公人アビリティも激ナーフされたし、ナイトはキツそうだなぁ……(対面した時点で敗北決定! みたいなマッチアップも多かったはずなので、正直当然と言えば当然だと思うが……)
ポイントコスト改訂
ぱっと見の感想
全体的にグッと下がった。
もうちょい具体的に言うと、
・インファントリーは概ね10〜20Ptくらい値下げ
・ボゥイ、ビーストスナッガボゥイはそのまま
・徒歩ビーストボス、トラック、ビッグトラック、メクガンは10〜20Pt値上げ
と言うわけで、海外のトーナメントシーンで活躍している
ボゥイ、スナッガボゥイ×8ユニット+徒歩ビーストボスを2〜3人合流
トラック×ビッグトラック×8ユニット
残りはメクガンをガン積み
のような、極端なロスターがピンポイントで処された形で、普通に組んでいれば(トラックを編入していても)全体的にはかなり値下げとなるはずだ。
ちょっと気になるユニットについて考えてみます。
値下げ組
・グレッチェン(45→40)
まさかのグレッチェン値下げ! ラントハード分が無料になったともいえる。
これによりオルク最安値ユニットが40Ptになりました。
非常にうれしいことで、10版は編成数の調整が効かない以上、絶対に出てくる端数を有効活用できる可能性が上がったということでもある。
相変わらず何ユニットかは編成に入ってくると思うので、シンプルにうれしい。
・ザグストラック閣下(100→90)、スニックロット隊長(105→90)、バットラック船長(95→90)
スぺキャラが大幅値下げ。
かなりコスパが良い性能になった。閣下にあられては、9版の時の使い勝手に近づかれたのではないでしょうか。
前環境はメタ的にも不遇だったので、環境の変化に期待という面もある。特にザグストラック閣下は大好きなキャラクターなので、活躍しているお姿を拝見するのが楽しみであります。
バットラック船長+フラッシュギットは強そう……と思っていたら、実際海外でも結果を出していた(11体のフルパッケージ使用)。
私も試してみたいが、なんせ今は船長がno longerかつ、ペイントカロリー激高なフラッシュギットが全くいないため、かなり後の話になりそう。
ちなみに、合流先のストームボゥイ、コマンド、フラッシュギットは値下げされず。ちぇっ。
まぁポイント改訂の傾向をみるに、ストームボゥイは処されてもおかしくなかったのでこれで良しとする。
・デフコプタ(115→100)
3体で15Pt値下げ。最初、隣のデフトラウォートライクの80Ptと見間違えて「ポイント2/3になったwww」と思っていたのだが、流石にそんなことはなかった。
安くなったとはいえ、このポイント帯ならやっぱり変わらず速さ&安さのバイク、破壊力のスクイッグホッグボゥイの2択から選ぶ気がする。9版で持っていた、全力移動が6固定アビリティがあれば、飛行持ちという点で差別化できたのだが……
・メガアーマービッグメク(100→85)、メガノブ(200→180)
7体フルパッケージが300→265Ptになった。
結構いいんじゃないでしょうか。
これも強そう……だけど環境に殺されていたタイプのユニットなので、今後に期待。
・ハンタリグ(180→160)
もともと「このポイントなら使えるんじゃないか……?」と思っていたハンタリグがさらにお安くなった。
本体性能も高いが、輸送性能も良いのでかなりアリな選択肢だと思う。
ペイントカロリーが高いよ~という意見をXwitterで見かけたが、いざ組んでみると意外と塗りやすかったですよ。見た目よりは
・タンクバッスタ(135→110)
過去記事の通り、5体ユニットに見えて実質3.5体しかいないので、その分の値下げと思えば……。それでもまだ高いかなぁ。
ウォーギアの選択さえできれば化けるので、コデックスに期待。
据え置き組
・ボゥイ&ビーストスナッガボゥイ
まさかの据え置き価格。5Ptくらい下がって欲しかったが……まぁそんなもんか。むしろ処されなくてよかった。
環境からカストーデスやナイトが減ると予想されるので、チョッパで何とかなる相手が増え、戦闘面での価値も上がるんじゃないかな。
・バトルワゴン
160、欲を言えば150Ptくらいにして欲しかった……ッ!!
BS5+の射撃に夢を見すぎだと思う。
ただ見た目がすごくかっこいいのと、ゴツい車両からオルクが大量に出てくる光景は実にゴフ的なので、今後も隙を見て使っていきたいですね。
処され組
・トラック(50→60)
処されたか……それでも全然強いと思う。
使ってみて気付いたが、ぶち壊し玉とかいう武器(攻10)を持っているおかげで「激突」策略で4致命ダメくらいを出せるのも強い。
前述の通り、トラック(値上げ)+ボゥイ(据え置き)のパッケージを大量にスパムする編成ならともかく、他のユニットの値下げ幅が大きいので、普通にやっていれば10Ptの値上げくらいはどうってことないと思う。
・メクガン(45→55)
キラーカンやグロットタンクと選択で悩んでいたところ、それらより普通に高くなってしまった。ので引き続きキラーカンを使おうっと。
ちなみにリアルでのお値段も、(同ポイント帯なら)おフォージ様であるグロットタンクよりお高い。
・徒歩ビーストボス(80→100)
がっかり性能だった初出の9版から捲土重来、暴れまわっていたビーストボスが大幅値上げ。
さすがに3体も4体もスパムするのは厳しいだろうけど、まだ全然いける範囲でしょう。
まとめ
ポイントはいくつかが少し上がっただけで、全体的には強烈に値下げされている。オルクに関係するルールの変更はほとんどなかったうえ、周りがかなり凹んだ。
これらから、相対的に超強化されたと思います。
かといって突出して強すぎるユニットがいるわけでもないので、引き続きアーミー勝率は50%をちょっと超える、Tier2中上位くらいの立ち位置になるんじゃないでしょうか。
9版の時から思っていたけど、プレイチームのオルク担当者、強すぎず弱すぎず、全く使えないユニットもほぼおらずで、実にいい仕事をしてますね(誰目線だよって感じだな……)。
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