見出し画像

千夜千句(196〜200)

月夜みち薄荷の如き冷気かな

榾の火や背を辿りつつ夢枕

氷り滝動く輩はわれのみぞ

冬山のこだま順々に子となりぬ

水温む昔のひとはやたら死ぬ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?