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AGA(男性型脱毛症)とは?治療法は?

AGAとは

AGAの進行表

AGAとは、Androgenetic Alopecia「男性型脱毛症」を指します。AGAは進行性で一度発症すれば自然に治ることはなく、ゆっくりと髪が薄くなっていきます。平均20代〜30代にかけて、おでこや生え際、頭頂部に薄毛の症状が現れることが特徴です。ただし進行速度、発症時期は人によってそれぞれで、誰でも発症する可能性があります。

AGAの原因

AGAは、男性ホルモン「テストステロン」と酵素「5αリダクターゼ」が結合して生じる「ジヒドロテストステロン(DHT)」が原因であるといわれています。DHTは、本来男性らしい体づくりをするための必要な要素ですが、過剰に増加すると、毛根を傷つけ、抜け毛を増やしてしまいます。

AGAのメカニズム

①テストステロンと5αリダクターゼが結合して「ジヒドロテストステロン(DHT)」が生成される
②DHTが毛根にある「男性ホルモン受容体」と結合する
③脱毛因子「TGF-β」が発生し、髪の成長を止め抜け毛を促す

このようなメカニズムでAGAが発症します。DHTは体中の毛穴に存在していますが、特に前頭部や頭頂部に増加しやすいことから、AGAの原因を作っているといわれています。

どんな人がなりやすい?

AGAリスクは全ての人にありますが、次に当てはまる人はAGAになりやすいと考えられています。※確実になるということではありません。

①「ジヒドロテストステロン(DHT)」が過剰に発生する体質
②男性ホルモン受容体の感受性が高い体質

これらは遺伝の影響を受けやすく、親族に薄毛の方がいらっしゃる場合は、AGAを発症する可能性も高くなります。特に、薄毛の遺伝(X染色体)は母方から受け継がれるため、母方の祖父や曽祖父が薄毛の場合、よりAGAになりやすいと言われています。しかし、親族に薄毛がいないからといって絶対にならないわけではありません。AGAの発症には日々の生活習慣も影響します。

薄毛(AGA)のリスクが高まる生活習慣

①喫煙

喫煙は、男性ホルモンの分泌を促進して「ジヒドロテストステロン(DHT)」の濃度を高めます。非喫煙者と比較すると14%も高くなるといわれており、DHTが過剰に増えることでAGAの発症や進行のリスクを高めることにつながります。

詳しくは、こちらの記事⇓でご紹介しています。

②過度な飲酒

体内に取り込まれたアルコールは、肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解されます。アセドアルデヒドは、頭痛や眠気、吐き気などの原因となる毒性の強い物質です。過剰な飲酒でアセトアルデヒドが分解しきれず体内に残ってしまうと、AGA(男性型脱毛症)の原因物質となるジヒドロテストステロン(DHT)が増加すると考えられています。

詳しくは、こちらの記事⇓でご紹介しています。

AGAの治療法

投薬治療

投薬治療では、AGAの原因物質であるDHTを抑制して「抜け毛を減らすための薬」と、血流を促して「発毛を促進させるための薬」の2種類が主に処方されます。抜け毛抑制の薬にはフィナステリドプロペシア、発毛促進薬では、ミノキシジル(外用薬)が有名です。

注入治療

頭皮に直接針や器具を用いて、細胞増殖を促す成長因子と呼ばれるタンパク質を含んだ薬剤等を注入する治療法です。メソセラピーとも呼ばれ、全身に作用する内服薬とは違い、気になる部分に直接アプローチできるという特徴があります。ただし、使用する器具によっては強い痛みを感じたり、炎症を引き起こすことがあります。

植毛

植毛には大きく二種類あります。自分の後頭部から採取した毛を移植する「自毛植毛」と、人工的に作られた毛を埋め込む「人工毛植毛」です。現在主流となっているのは、身体の拒絶反応が少ない「自毛植毛」で、生着すれば術後のメンテナンスも特別必要ありません。ただし、植毛方法によっては頭皮を切開するなどして傷跡が残ったり、合併症肉体的なリスクが伴います。

内服薬は薬の副作用に注意

一回が非常に高額な注入や植毛と比べると、低額で続けやすいのは投薬治療です。しかし、フィナステリドやミノキシジルなどの内服薬には副作用のリスクがあります。

薬の成分は腸で吸収された後、肝臓を経て、頭皮を含めた全身に運ばれます。そのため、腕や足の毛が増える多毛症や、動機息切れうつの症状性欲減退、肝機能障害など、頭皮以外にも薬の影響がでる可能性があります。

もちろん人によって個人差があるため、副作用が全くでない方もいれば、軽い方、ひどい方など様々です。我慢できる程度の副作用だったとしても、内服薬などでAGAが完治することはないため、治療を続ける限りは薬を飲み続ける覚悟が必要です。

体質などの問題で薬が飲めない方や、内服薬の効果がでない方向けの薬に頼らない治療法も存在します。
詳しくは、こちらの記事⇓でご紹介しています。

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