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プラグインのすゝめ
楽曲を製作するうえで個人的になくては困るものをまとめていこうと思います。
サンプル
この記事で紹介するプラグインで処理した音源です。
この音源ではギターはBOSSのST-2をかけ録りしてます。
それ以外のオケは全て打ち込み+プラグインで処理しております。
ソフト音源
1.ドラム音源
ドラム音源はめちゃくちゃ重要です。
デモを作った際にもクオリティが全然違います。
迫力や内蔵されてるエフェクト、強弱、音色の数などこればかりは有料のものにかなわないと思います。
自分はAD2(Addictive Drums 2) を使っています。
音がある程度作りこまれているので自分のイメージに近い音を選んで打ち込めばそれなりの迫力が得られます。ただ、味付けがこいので好みは分かれると思います。
内蔵エフェクトはすべて外して使っております。
プラグインのドラム音源だけで完成までもっていくときはSSD5(Steven Slate Drums 5) とAD2 を併用しています。
SSD5のが太鼓類がリアルです。しかし、SSD5の金物が少々難ありで迫力に欠けるため金物はAD2を使ってます。
一応、無料のものだとSSD5の無料版がおすすめです。ドラムキットが1種類しか入っていないのですが、有料版のものと違いはないです。
SSD5はサブスクリプションがあります。
SSD5も音作りをしっかりすれば全然使えるのでとりあえず試してみるとよいと思います。
2.ベース
デモではModo Bassを使っております。
一応、ベースも持っているのですが引越し先ではベースを置くスペースがないので最近はModo Bassで完結してます。
Modo Bassは細かい設定ができ、奏法やピックアップ、エフェクトも選べるので音作りの幅はかなり広いです。
欠点としてはよくバグるのとアンプシミュレーターが少し物足りない気がします。
ただ、使えないというわけではないです。
自分はModo Bass内のアンプシミュレーターは外してBIAS AMP 2を使っています。
あとはエフェクターとしてTSEのBass OverdriveというTECH21 SANSAMP BASS DRIVERをシミュレートしたものを使ってます。
エフェクトプラグイン
1.Sonarworks
ヘッドホンの特性をフラットにするために使ってます。
また、iphoneの付属のイヤホンや、カーステレオのシミュレーターもあるので最終段階でのバランスチェックにもつかってます。
自分はHeadphoneを使っています。
2.Waves NX
スタジオシミュレーションプラグインです。
自分はNx Ocean Way Nashvilleを使っています。
モニタースピーカーの利点として低音部分が見えやすく調整しやすいです。
モニタースピーカーも持ってはいたのですがWaves NXとキャリブレーションプラグインで十分だなと感じてます。
一応、Waves NXの中にもキャリブレーション機能はあるのですが対応しているヘッドホンをもっていなので使ってません。
対応しているヘッドホンを持っている人はとりあえずWaves NXだけ買ってみるのもよいかもしれません。
3.Neve系
大体すべてのトラックにぶち込んでます。
ハイのつまみを右回りにグイっとひねっていくとどんどん音が抜けていきます。
基本この操作だけで音が抜けてきます
ボーカルやギターなどはローをほんの少し削ります。これだけで少しすっきりします。
自分はIk-multimediaのEQ73を使ってます。
4.ozone stereo imager
ステレオイメージャーという音を広げるプラグインです。
無料で使えます。
パンを振っていないトラックが増えると必然的に音が真ん中に溜まっていきます。
音が真ん中に溜まりすぎるとボーカルの抜けが悪くなったり、音圧が上がらなかったりします。
バスドラムとベースなどの低音楽器は真ん中に置かないと不自然になるのでその他の楽器では必要に応じてステレオイメージャーを使って音を左右に広げてます。
自分はボーカルにさしてステレオイメージャーで音を広げ、低音ゴリゴリで自然な感じのボーカルを意識して調節してます。
あとはリバーブにさして音の広がりを調整してます。
ステレオイメージャーで広げたルームリバーブを薄めにかけるのが好みです。
ギターやシンセにさしてもいい感じに仕上がると思います。
5.Neutron
AIで自動ミキシングしてくれるプラグインです。
しかし、個人的にはAIのミックスは物足りないなめチャンネルストリップとして使っています。
特にCompが優秀でめちゃくちゃ見やすく、EQも細かく調整できるため結構使えます。
生音系の楽器は初めにEQとCompで処理しています。味付けが少ないので下処理にはかなり役立ちます。
自分のような用途ならStandardでも十分だと思います。
6.Ozone
iZotopeの自動マスタリングプラグインです。
ボタン押すだけで音圧マシマシにしてくれます。
マスタリングに関する知識が乏しいため全て任せています。
自分はStandardをつかっていますが、余裕があれば上位にアップグレードしたいです。
7.アンプシミュレーター
ギターのアンプをシミュレートしたプラグインです。
自分はAmplitube 4とBIAS AMP 2を持っているのですが、9.9割BIAS AMP 2を使ってます。
Amplitube 4にはIR(インパルスレスポンス)という機能が使えないことやCPUをめっちゃ食います。あと高いです。
ただ、たくさんのエフェクターが入っていたりアンプの種類もおおいのでここは好みかなと思います。OCDのシミュレーターも入っています。
BIAS AMP、Amplitube 5にはIRがついています。
IRはマジで重要です。これを変えるだけで音がめっちゃ変わります。
迫力や広がり、音抜けなど段違いなのでIR機能がついているものが良いと思います。
あと、Life with guitarの鈴木健治さんが無料で配布してるIRがかなり良いので試してみてください。
8.melodyne
celemonyのmelodyneというピッチ修正ソフトです。
ボーカルのピッチはこのソフトで直してます。
音程の他にピッチの揺れやタイムも修正可能です。
ピッチの揺れの修正に関してはassistant以上で使えます。
自分はassistantを使っており、スケールを合わせ50%くらいで自動修正をした後に細かいところを1つ1つ修正していきます。
少し荒い感じが好きなのであまり過度にやり過ぎずあくまで自然な感じで、欲しい音程の中に収まるように調整しています。
揺れの修正はできた方が良いとでできればassistant以上をお勧めします。essentialは和音の修正にも対応しているのですが、自分の用途ならassistantで十分でした。
終わりに
とりあえずざっくりと書かせてもらいました。
音作りやミックスは今も悩んでいるところもあり、試行錯誤しております。
音源出したらミックスやレコーディングについてまとめてみようかなと思います。
プラグインはセールを行なっている事が多く、狙って買ってみてください。傾向としてブラックフライデーで最安値が更新されてる気がします。
オススメのバンド
めっちゃ好きなエモバンドです。
ポップパンク寄りのエモ。
この曲のイントロリフが大好きです。
Tiny moving parts、realfriendsとか好きな人は是非!
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