皆既月食の楽しみ方

えーと、皆さんSNSで次々と皆既月食の写真をアップされているようですが。。
なんでこんなにキレイに写るんですか!
最近のスマホのカメラはおかしい。
異常だ。
はい。わたくし、望遠鏡+ミラーレスで完敗しました。
なので、ここに写真はのっけません。

写真を早々に諦め、そのかわり、月食中、望遠鏡で月の表面をず~っと眺めていました。

ところが、これが想像以上に神秘的!!
月食中の月の表面は、まるで別世界。
普段望遠鏡で眺める月と全く別の姿。

何ていうのかな、あのね、
丁度「2001年宇宙の旅」の冒頭に出てくる月みたいな感じ。
もう、頭の中で「ツァラトゥストラはかく語りき」がぐるんぐるんエンドレス再生。

「ライティング」が変わると、こうも違うものか。

月と言えば普段は「これでもかっ!」っていうほど、コントラストの世界。
「光と影。白と黒。以上!」
みたいな。

ところが、月食中は地球の大気で拡散された光がソフトに月に降り注ぎ。。そう、光がソフトだから人の住める惑星みたいに見えるんですよ!
表面に大気があるように見えて、まるで火星みたい。
望遠鏡で150倍ぐらいに拡大していたから、月のごく一部分だけが見えている感じ。
だから、月の地平線が見えて、そして、その地平線の彼方に天王星が、まるで夕陽のようにゆっくりゆっくり沈んでいく。。
なんだか、本当に自分が見知らぬ惑星(でも大気のある惑星)に立っているような感覚!

やがて月食の終わり、月の片側からだんだん明るくなっていくんだけど、この時も普段の三日月とは全く様子が違う。
昼の部分と夜の部分(じゃないんだけどね本当は。)の境目がソフト。だから、やっぱり大気のある惑星の夜明けに見える♪
大気があって、海があって、イベリア半島みたいなのが見える!
もう少し明るくなってくると、大地に大きな丸い模様。赤茶けた大地(に見える!)
アメリカ大陸を横断するとき飛行機の窓から見える中西部の風景にそっくり♪
もう、人が住んでいるようにしか見えない。
(実は住んでたりして!?)

月食中、ただ月の表面を見るのが、こんなに楽しいとは思いもよらなかった。
想像力をかきたてる、素敵な体験。

ちょっと、いや、かなりハマった。
次の月食が待ち遠しい。

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