「ど」ストレートな歌詞が好き

昔の特撮の主題歌の歌詞が、かなり好きです。

今と違って、とにかくストレート。

たとえば、あの「宇宙刑事シリーズ」の魁となった、
「宇宙刑事ギャバン」
そうそう、叶和貴子さんが出てたやつね♪

男なんだろ
ぐずぐずするなよ(はいー、いきなりジェンダー、アウト!)
胸のエンジンに
火をつけろ!」

いやー、いいですねー♪ どストレートですねー♪
しかし、実は私が気に入ってるのは、TVのオープニングでは流れない2番です。

「悪い奴らは
天使の顔して
心で爪を
研いでるものさ」

うん、その通り。

「オレも お前も
名も無い花を
踏みつけられない男に
なるのさ」

良くないですか?

だいたいね、2番以降は意外と凄いことになってる場合が多いです。
時代はずっと遡って、
「宇宙猿人ゴリ」(後のスペクトルマン)

敵のテーマ曲。
というか、この特撮、最初は「敵」が主人公でタイトルだったんですね。なんと斬新。
例えて言うなら、
タイトルが「ルパン三世」じゃなくて、
「銭形警部!」みたいな。
(ちょっと違うか)

1番はね、普通なんですよ。

「惑星Eから 追放された
この悔しさは忘れはしない
宇宙を旅して 目についた
地球は必ず 支配する」

普通にストレートなんです。
2番もまあまあ。
ところが劇中でも流れない3番。

「自分の理想と
目的持って
強く生きてる
そのはずなのに
宇宙の敵だと 言われると
身震いするほど 腹が立つ!」

どうです?
感情を素直に表現し過ぎでしょ?
なんか、同情したくなるでしょ?
(いや実際、いい奴なんですよ。ゴリ。)
これをですね、あの歌の上手いハニーナイツが
大真面目で歌ってるんですね。

宇宙刑事の末裔、(じゃないよな。時代からすると先祖か?)
「超人機 メタルダー」

これも、好きだったな。

「君の 青春は
輝いているか
本当の 自分を
隠してはいないか」

「君の 人生は
満たされているか
ちっぽけな 幸せに
妥協していないか」

これ、結構刺さるのよね。。
続きます。

「夢を 果たすまで
一歩も 退くな
『負けた』と思うまで
人間は 負けない」

くじけそうになった時、いつも歌っていたりして。

初放映時、
なんだかとてもいい歌詞だなと思って字幕をチェックしたら、
作詞がジェームス三木!
流石!と思ったものです。

道理で、曲調も「独眼竜正宗」っぽいと思った。
(作曲したわけじゃないから、関係ないか。)

でも本当に、たまたまかもしれませんが、独眼竜正宗みたいな壮大なメロディーなんですよね。

たかが特撮。
されど。

特撮モノの主題歌のお陰で
ピンチから脱出できたことは、
実は、よくあります。

追い詰められたとき、
落ち込んだとき、
一度、
お試しあれ。

え? なんですと?
一番の
「どストレート」
を忘れてませんか、って?

ああ、
あまりにも有名な
レインボーマンの、あの。。
アレね。
小学生が道端で、
大声で、
普通に歌ってた、
アレ。

「死ね死ね団のテーマ」

アレは、
落ち込んだ時に聞いたら、ダメでしょ!

でも、もしかしたら、
あまりにも酷過ぎて、
馬鹿らしくなって元気になるかも?

まあ、そういう説も、あるわね。

しかし、
地球の外に放り出せ!
って、
そこまで言わなくても。。。





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