偏質的俳句鑑賞-第百六回 秋めくや貝ばかりなる土産店-久米正雄『俳句全集 文人俳句(1)』

確かに貝だけしかおいてないような土産物屋が海の近くにあったりする。
もう夏も終わりだ。そんな人が少なくなった海周りの観光地の土産店だろう。
そういうなんか寂しい風景が思われる。田舎に対する解像度が高い。
久米正雄の観察眼の賜物だろう。あと明治の人とは思えないような現代的な感性で俳句を構成したというところも。
それだけです。次回も良ければ読んでください。

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