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俳句「焼芋」

焼藷のねつとりとしてすでに餡

 ご飯が喉を通らない。そんなときはパンを食べてもらう。パンも喉を通らないときによく食べてもらうのが焼芋だ。よく「ほくほくの」と形容される焼芋だが、母にはほくほくよりもねっとりの方が喉を通りやすい。となると、家で焼いたり蒸したりしたものよりも、スーパーに置いてある電気式の焼芋機でつくられたものが重宝する。

 大きな焼芋なので、余ることもある。一度それで姉がポテトサラダを作ったが、サラダとしては甘すぎた。それならば、とつぶしてトーストに塗ってみると、こちらの方がしっくりした。軟らかいのでマッシャーを使うまでもなく、スプーンで簡単につぶせる。切れ端があれば、トースト1枚分は充分塗れる。(今日も先に食べて写真に撮るのをわすれました・・・)

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