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6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20~6/20まで毎日一句公開中。 捕ま…
6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20より公開中。 ナイターの敵ばかり…
6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20より公開中。 スリッパを揃へて書…
6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20より公開中。 手首までポストに入…
釣り銭が散らばつてゐる春炬燵 春炬燵は旅館の春炬燵。山形だつたか、伊香保だつたか。まだ…
同伴のノルマの足りぬ浴衣かな 梅雨が明けるころになると歌舞伎町には浴衣のキャバ嬢があふれ…
アロハシャツ貰つた瞬間から似合ふ プレゼントには服をもらふことが多いが、このアロハシャツは大好きな桃ちやんから誕生日にもらつた物なのでことさら思ひ出が深い。似合ふといふのは自己満足ではなく選んだ相手への賛美だ。桃ちやんは5人ゐるが、この桃ちやんは『天使の涎』のあとがきにも出てくる桃ちやんのこと。 |予約受付中! 6月8日発売 見えない傷(春陽堂書店) 著者:北大路 翼 二〇一七年以降の作品から厳選収録。新宿の片隅から世の中を憂う第三句集。これまでの“アウトロー”とは異な
ワンピース濡らして金魚持ち帰る びしよびしよになりながら、やうやく一匹掬つた金魚。透明な…
褞袍着て人生ゲームでも未婚 家族の否定が僕の中の大事なテーマ。家族といふよりジェネレイテ…
炎天の真つすぐな道真つすぐに 志ん朝の口調で真つすぐを「まつつぐ」と読んで欲しい。道案内…
ブーケトス受けても日本に居られない 受け取つた人は幸せな結婚ができるといはれてゐるブーケ…
花冷えの麻雀牌の彫り深し 手が冷たいときは感覚が鋭敏になつてゐる。ことに花の魔性に触れた…
もう一度キスしてダイヤ改訂期 恋愛の初めの愛し合つてゐるときは、別れ際に三度振り返るとい…
靴擦れの綺麗なピンク山開き 表題の「見えない傷」は精神的な傷をイメージしてつけたが、靴擦れはまさに「見えない傷」である。足フェチの僕はおつぱいより、お尻より、足の裏に興奮する。靴擦れは踵だらうが、足の裏、足の指につづく第三のフェチポイントである。女はくるぶしより下の部分だけあればよい。ピンクといふところに僕の愛が溢れてゐる。 |予約受付中! 6月8日発売 見えない傷(春陽堂書店) 著者:北大路 翼 二〇一七年以降の作品から厳選収録。新宿の片隅から世の中を憂う第三句集。こ