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けふの一句

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2020年6月8日刊行、北大路翼 著「見えない傷」(春陽堂書店)の掲載俳句を解説付きで公開します。5月20日より1か月間を予定。「見えない傷」予約受付中▶︎urx.blue/obVD
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けふの一句/6月20日

6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20~6/20まで毎日一句公開中。本日最…

けふの一句/6月19日

6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20~6/20まで毎日一句公開中。 捕ま…

けふの一句/6月18日

6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20~6/20まで毎日一句公開中。 雪下…

けふの一句/6月17日

6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20~6/20まで毎日一句公開中。 ハロ…

けふの一句/6月16日

6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20~6/20まで毎日一句公開中。 隕石…

けふの一句/6月15日

6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20~6/20まで毎日一句公開中。 浅春…

けふの一句/6月14日

6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20より公開中。 噴水に煽られてゐる射幸心 コロナ騒動のせゐですつかりカジノの話題も聞かなくなつた。まあオリンピックもカジノも余所で勝手にやればいいと思ふ。ギャンブル依存症の僕がカジノに興味がないといふのは不思議に思はれるかも知れないが、カジノといふのは社交場で、鉄火場の感じがないのが最大の理由。うす暗い部屋でサイコロを転がす以上のゲームはない。 見えない傷(春陽堂書店) 著者:北大路 翼 二〇一七年以降の作品

けふの一句/6月13日

6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20より公開中。 濡れてゐるホームの…

けふの一句/6月12日

6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20より公開中。 風鈴は口開けた鮫貧…

けふの一句/6月11日

6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20より公開中。 ナイターの敵ばかり…

けふの一句/6月10日

6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20より公開中。 スリッパを揃へて書…

けふの一句/6月9日

6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20より公開中。 初夢の頰に残りし蹄…

けふの一句/6月8日

死にたいが口ぐせ金魚に餌落とし 犬猫の飼ひ主よりも水槽の所有者の方が心の闇は深い。触れ合…

けふの一句/6月7日

6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20より公開中。 昔から網戸についてゐた死骸 昆虫の脚はけばだつてゐることが多い。樹にしがみつくので必然だらう。ところがその丁寧な形状はときに悲劇を起こす。網戸などの目の細かいところでは食ひ込み過ぎて身動きがとれなくなるのだ。死体が風化して、脚だけになつていく様子はなんともいへないものがある。都会の網戸には虫がこない。 |予約受付中! 6月8日発売 見えない傷(春陽堂書店) 著者:北大路 翼 二〇一七年以降の