2022年1月の出来事⑤

たまには従来のスタイルの記述で

年末年始は、コロナの影響もあり奥さんの実家に行くわけにもいかず、自宅で呆然として過ごしていた。仕方がないので、妹の手続きができるようになったらしなければならないことをリストアップをしていた。妹の部屋から見つかった亡父の通帳の内容が確認でき、銀行と話ができていたので、それを頼りに妹の件も伝えたところ、手続きについていろいろ教えてくれたが、やはり死亡届がカギ。
ほかにも必要な書類(全記録が記載された戸籍謄本など)についても教えてもらったが、それを成立させるのがそもそも死亡届や検案書なので、相変わらずの堂々巡りである。

世間では正月気分もそろそろ抜けようかという1月10日過ぎ、久々にM警察署のSさんから着信。「DNA鑑定、終わったそうです」「そうですか。で?」「血縁関係は間違いないそうです」。
「おめでとうございます」とでも言いそうな声のトーンだったが、こちらも正直そういう気分だった。
「すぐ火葬できますよね」と聞いたら、「それが…」
検案書を作成する嘱託医が多忙のため、書類作成に2日ほどかかるとのこと。ここまで来たら2日は誤差だ。関係者に連絡を取る時間ができていいやとか言いながら各所に電話。目の前にやるべきことがあるのはありがたい。

待望の死体検案書

妹のDNA鑑定が終わったとの連絡を受け、遺体の搬送を依頼していた葬祭業者の方と相談して引き取りの段取りを相談した。そして葬儀の日程も固まってきた。できれば引き取りに立ち会いたかったが、時間的に調整がつかず、業者の方にお願いしてお任せすることにした。
引き取り後、担当の方が死体検案書を我が家に届けてくれた。こんなに長く待たされるとは思わなかった。死因は「病死」。原因は「不詳」。司法解剖をしていないのは、事件性がないという判断か。
死亡日時は「9月下旬」。ピンポイントでの特定はできなかったらしい。母の命日が含まれる時期だったのは何かの縁だろうか。ともあれこれで死亡届も出せる。やれやれ。
死体検案書で解約などの手続きが可能なものもあるので、あちこち電話して手続きの確認。コールセンターに電話して手続きをというものが多いのだが、コールセンターに電話しても全くつながらないものがいくつかあって往生する。
このころからコールセンターにかけ続け、いまだにオペレーターにつながらず契約状況がわからないものが一件ある。何とかならんかTK電力。

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