見出し画像

洗濯機を直す

少し前から洗濯機の排水が甘い。
排水しきらずに水が残るので更に一回排水をかけているのだが、ここ数日はとうとう3回かけないと排水しきらないようになった。
購入以来、はじめて説明書のPDFを開く。
「こんなときは故障ではありません」の「排水できない」の箇所に「すすぎフィルターが糸くずで詰まっていませんか」と書いている。すすぎフィルターとは。
案内されたページに飛ぶと、洗濯槽内で水位を決めるつまみがついている柱のようなものを取り外して掃除をするらしい。そこには太字で「ご使用ごとに清掃してください」と書いてある。初耳だ。
こわごわパネルを外して、ある意味安心した。
そこにはフェルト状になった分厚いほこりが、パンチカーペットを貼り付けた狭いエレベーターのように層をなしていたからだ。排水口に接する下の方は、それらでほぼ塞がっている。まちがいなく原因だ。
汗だくになりながらキレイに掃除し元の場所にはめこむと、気持ちいいほど水はけが良くなった。ああ本当に二層式洗濯機を購入して良かった。

我が家は現在、肌の弱い家族たちのために二槽式洗濯機を使用している。

私は洗濯機運がほんとうになくて、秋葉原の新築マンションの備え付けのドラム式洗濯乾燥機は、ことあるごとに動かなくなり、なのに備え付けのため動かせず、掃除が仕切れず、常に調子が悪かった。引っ越して購入した最新の乾燥機能付き縦型洗濯機は初期不良型だったのか、基盤がすぐに壊れてしまい、その後も二回ほど修理を呼ぶことになった。
二層式洗濯機は水道代はかかるし、洗濯量が多いと面倒だが、調理器具程度に主体性がこちらにあることが心地よい。お湯が使えるので最強だ。
もちろん私が将来一人暮らしになったとしたら、洗濯乾燥機を導入する。それは娘が「今まで私のために面倒な二層式でがんばってくれてありがとう!これからはこの超最新型の、畳み機能付き洗濯乾燥機でどうぞ楽をしてください」とプレゼントしてくれるのだ。

リビングで人参をすりおろしていたら、娘に強制的に「僕のヒーローアカデミア」の最新シーズン第一話を見させられた。両手が塞がっているのをいいことに、あやうくまた映画の予告も流されそうになった(まだ見せていないと言い張っていた!)

二本分の人参はお弁当用のラペにして、夕飯はサバとメイクイーンのトマト煮込み、バゲット、野菜スープ。童話味あるメニューは完全に「魔女の宅急便2」を読了したことに起因している。いちばん読書が好きな生徒がもう5巻に入ったというので急がなければ。

スキ❤️はnoteの会員じゃなくても出来るのでよければポチッとしていただけると励みになります! サポート頂けたらドリルを買います!