娘の夏休み

壊れたホットカーペットなど、今季使わなかった冬家電をようやく粗大ゴミとして出す。最近の粗大ゴミは、シールを買ってきて貼るのではなく、ネットのクレカ払いで書類をプリントアウトして置いておくだけで良いのでまたひとつ楽になった。

今日の弁当は、ホットドッグ、チーズ、人参のラペ、こんにゃくゼリー。
毎朝5時起きで作っている理由は、娘が夏期講習だ部活だ大会だ委員活動だ、と、結局月曜から土曜まで、毎日制服を着て出ているからである。唯一の休みの日曜も、なんだかんだと用事を入れており、次になにもない日は8月11日という多忙ぶりだ。
私が中学の頃、部活の日はパン屋でサンドイッチとサラダを買って持っていったものだが(コンビニがなかった)、娘の出る時間が早すぎて、店も開いてなければコンビニの品揃えも今ひとつだという。かつ、例えチルド品や冷凍品の詰め合わせだとしても、「ママちゃんの手からなにかおいしいエキスが出ているから!」と気味の悪いことを言い、私を偏愛する娘は、弁当を作ってくれ作ってくれと日々ねだるのだった。

(ちなみに私は娘に「ママちゃん」と呼ばれている)

この暑さ、板状の保冷剤とともに保温バッグに入れて持たせているとはいえ、学校に着く前に腐りそうである。不安なので、なるべく夏場はパン食にして、腹を持たせたい日の米は、念のためにレンチンごはんにするか、コンビニでおにぎりを買ってもらっている。

夏期講習、というのは、学校が行ってくれているもので（無料!!）、指名制と希望制の講座があり、人気の講座は選抜となる。娘の取った数学の応用講座では、一学期までに勉強した方程式で解ける難関高校の過去問題にチャレンジするというものだ。高校受験はないので、単に数学好きがもっと数学をやりたくて取る変態的な講座なのだが、定員オーバーしたため選抜になったらしい。

大量に課題も出ているし、休み明けにはテストもあるので、学校のある日と同じく五時起きで勉強もしている。もちろん帰宅後ゲームもしている。
入学当初に提出した目標の「全力で勉強も部活も学校生活も楽しみたい!」を、体現しすぎていて恐ろしい。