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大学

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大学を卒業してから、長い年月が過ぎた。 自由業を自主的に退職し、東海岸の家を売り、ホノルルに越して来てから、すでに丸4年が過ぎた。

暇を上手く利用する一環として、ハワイ大学の催し物にできるだけ首を突っ込んで見ている。

社会人も、観客になれるような、舞台が結構ある事を発見、積極的に参加している。

舞台だけではなく、 韓国祭りなどもあり、社会人も参加させてくれている。

韓国の踊りの手解きをしてくださったり、韓国の衣装を着てみる場面にも遭遇、早速参加した。

ハワイは太平洋のど真ん中にあり、アジア中の文化、歴史、政治、音楽、舞踊、文学その他が学べる。

生まれて初めて、手伝ってもらいながら、韓国衣裳を身にまとい、携帯電話で写真撮影。

どうも、ハワイ大学の学生用の催し物のようであるが、私も追い出される事なく、若い人達と韓国文化を満喫した。

2年程前に大学内にあるケネディ劇場で韓国舞踊を見学、その帰り、午後10時頃、バス停で立っていると、舞台上で踊っていた白人の高齢婦人とバスで一緒になり、おしゃべりを楽しんだ。

今年、2023年の韓国文化祭では、その方が踊りの指導者であった。

1960年代に、韓国踊りの専門家から、直接長年習った人で、半世紀過ぎた今では韓国踊りの教師として活躍している方だ。

開かれた大学で、市民である私も、音楽学部の演奏会場で多種類の音楽を楽しむ事も私の予定に組み込まれている。

また、大学校内にあるケネディ劇場へも良く足を運ぶようにしている。 前回はフラダンスの発表会を楽しんだ。

また、カンボジア国の踊りや東南アジアの踊りの発表会も観客席から楽しませていただいた。

芸術学部もあり、その建物内に割と大きな焼き物教室もあることを発見した。

東海岸時代、10年程国立公園内にある焼き物教室に通い詰めたのが懐かしい。 アメリカの原住民が使うような大型ティピー的建物内が教室であった。

80歳になった今、 焼き物は筋肉、体力を使うので、無理かなと躊躇している。  

廊下から大きな教室内を見た所、 電動轆轤が優に40台ほどある。

高齢の住民は結核でない証明書を出して、教授の許可を得れば、もっとも、単位は貰えないが、無料で授業参加も可能だ。

健脚のおかげでホノルル中を歩き回り、ホノルルの市バスも乗りこなし、自分に刺激を与えてくれ、生きる喜びの縁となるような催し物に引き寄せられている。

ハワイを終の住処に選んで良かった。「私の気性によくあっている場所である。」と、ますます確信している。


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