トランポリンで楽しい!できた!が体験できる笑顔いっぱいの場所をつくりたい
【百万人の夢宣言 お母さんが夢を語るルーム45】
久留米市在住、2児の母、松尾良子さんの夢は、「トランポリンで楽しい!できた!を体験できる、笑顔いっぱいの場所をつくる」こと。子どもたちが習いはじめたトランポリンから広がった世界、夢を次のように話してくださいました。
トランポリンとの出会い
熊本に住んでいた頃、ママ友から「トランポリンが子どもの発達にいいよ」と教えてもらったのがトランポリンを知ったキッカケです。近くにちょうど教室もあり、長女が3歳、次女が1歳の時に通うようになりました。空中に浮かぶのが気持ちよく楽しかったようで、二人ともすぐに夢中に。熊本での9年間と久留米に引っ越してからも、子どもたちの「飛びたい!」という気持ちと、引っ越しとコロナでのストレスから少しでも解放してあげたいと思い、高速を飛ばして週に1回熊本に通い続けました。
競技トランポリンへの挑戦
娘たちが競技の練習を始めていたこともあり、今年は九州大会にも出場しました。トランポリンの競技は10本の技を行い、その点数を競います。技の順番が決まっているため、一つできなかったら次もできなくなります。次女は、一番目の技が直前までできなかったので、先生とも「出場することに意味がある」と話をしていました。ですが、なんと!当日、全部の技を飛ぶことができたのです!!その様子を見て、チームのみんなも大喜び、本当に感動しました。コロナ禍で思うように練習できない時もあったり、大好きなおばあちゃんが亡くなったりと元気がなかった娘でしたが、この成功体験が自信につながったようです。できなかったことができる。みんながサポートしてくれたことで乗り越えられた経験は本当に大きいと感じました。
子どもの笑顔はじける場所をつくりたい
そんな子どもたちを見て、久留米にもこんな場所をつくりたいと思うようになり、今年、「トランポリン普及指導員」の資格を取得しました。普及指導員は30個の技をしないといけません。子どもが簡単に飛んでいるように見えたことも上手くできず、改めて子どもの凄さを痛感しました。なんとか無事に合格。トランポリンが置けるような空き倉庫はないかと夢が広がり始めていた矢先、またもや夫の転勤で、この夏、三重県に引っ越すことが決まりました。夢が中断した気もしましたが、調べたところ三重県にも大きなトランポリンクラブがあるようで、新しい出会いにまたワクワクしているところです。
トランポリンは5分間のジャンプでジョギング1キロに匹敵する運動量と言われています。また体幹やバランス感覚を自然に習得できるため、全てのスポーツの基盤となる体力や身体能力を身に付けることが可能な運動です。なによりも楽しく気持ちがいい。いつの日かトランポリンで楽しい!できた!を体験できる、笑顔いっぱいの場所をつくりたいと思いっています。
編集後記
松尾さんのおかげで、これまで全く知らなかったトランポリンの面白さ、奥深さを知ることができました。引越しをして場所は変わっていっても、その土地その土地でまたたくさんの仲間ができ、一番いい形で松尾さんの夢が叶う気がしました。その時は私も混ぜてもらいたい。松尾さんの夢が叶う日を
楽しみにしています。
(湯番 池田彩)
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