02,猫背/selfboast

猫背/selfboast

lyric by.母野宮子
track by.nagaco

猫背/selfboast(pro.nagaco)

前向きで、爽やかな曲が仕上がりました。
まるで底なし沼に連続性があるように。
タンクローリーが焚き火を囲んでいるように。
人間アレルギーの猫。
曇天荒れる日に目を擦ったついでに顔を洗って。
出来ないこととか可能かな？って。
猫と言うほど身勝手になれず考え込んでは挫折が左折する交差点。
あれ？　また小雨？
ブスって言うなよ、自覚してるから。
不細工をディスらせるためのモルヒネを買う。
弱そうであろう。
余は沿うであろう。
世は躁で在ろう。

なんかすげぇ怠い。
生きてる意味がわからないから。
なんかすげぇ怠い。
背筋を伸ばせば変わるんだけど。
なんかすげぇ怠い。
生きてる意味がわからないから。
なんかすげぇ怠い。
だから伸ばせる伸び代を残しとく、猫背。

私が私の背中を叩く時、少しでも叩きやすいように頼りなく。
声をかけやすいように猫背。

人生に似てないすべり台がある。
あんまりダサいことを言わないでよ。
格好良く見えてしまうから。
わざと馬鹿にされることをしてる人が見てる色は、ストレスみたいに真っ赤で。
真っ暗で、その目はよく見えるんだったね。
雨がやんだら虹を見ては似ているその猫背。
ポスターみたいな自己主張を丸めて隠している猫背。
呟く午前、震わす声、あんまり頑張り過ぎたらダメ。
新しいことを覚えるだけ、あんまり頑張り過ぎたらダメ。

なんかすげぇ怠い。
生きてる意味がわからないから。
なんかすげぇ怠い。
背筋を伸ばせば変わるんだけど。
なんかすげぇ怠い。
生きてる意味がわからないから。
なんかすげぇ怠い。
だから伸ばせる伸び代を残しとく。

なんかすげぇ怠い。
生きてる意味がわからないから。
なんかすげぇ怠い。
背筋を伸ばせば変わるんだけど。
なんかすげぇ怠い。
生きてる意味がわからないから。
なんかすげぇ怠い。
だから伸ばせる伸び代を残しとく、猫背。

良いと思って聴いたら良い曲。
悪いと思って聴いたら悪い曲。
先入観は相対性に勝る。
ようやく自分で詩を書いてわかる。
みんなで共有してるパーティーソングしか流さないDJの犯人像。
彼が一人きり聴くデモテープ、その背骨は虚勢を張らない気楽な猫背。