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1-11,パラレルワールド・トウキョウ/The Man Who Sold The World

パラレルワールド・トウキョウ/The Man Who Sold The World

あらゆるパラレルワールド・トウキョウ。
水を飲み干す早朝、二度寝にかまける正午ちょうど、眠らぬ街は今日も消灯。
あらゆる平行世界を旅してきた僕が考える度、
すべての平行世界のトウキョウの中でこれが完璧なトウキョウ。

It's day to day around whooping cough. This is my risky soul. And sold the world.
I sold the world.

(百日咳を巡る日々だ。これは僕の危険な魂であり世界を売ったんだ。
僕は世界を売ったんだ。)

すべての人間の心の保管をしている場所があるらしい。
壁一面にアパートメントの郵便受けが埋め込まれているようなそこは、
すべての人間の心に物理的に傷が付かないように管理をしている。
壁一面に埋め込まれてるそれを覗き込むと手は届かないけど確かに心が入ってる。
わかってる。大人になるほど心の色ははっきりと濁っているよ。 僕の心はどうだろう?
生まれたばかりの赤ん坊の心はそこには存在するのか認識できないくらいに透明だ。

It's day to day around whooping cough. This is my risky soul. And sold the world.
Deep metaphor meets the bad friday. I welcome to the looking for my heartbeat.
And only night hold me tight. I sold the world.

(百日咳を巡る日々だ。これは僕の危険な魂であり世界を売ったんだ。
深みのある隠喩は胸糞悪い金曜日と出会った。僕は僕の心臓の鼓動を探しに行く事を歓迎する。
そして、夜だけが僕をきつく握り締める。僕は世界を売ったんだ。)

体重計なら一緒に乗ってやる。心が重いなら僕が持ってやる。
心がないのにまた笑ってる。ところが醍醐味から変わってる。
変わってしまった僕らのように夢枕に立つスタンドバイミー。
花火を上から見下ろすように金魚すくいを下から見上げる。
なんだか嫌われている気がする。なんだか笑われている気がする。気がするだけだ。心はある。
百日咳の一日目、ゴホッゴホッとテレビを眺める。
住んでる平行世界は違えど君の心は白で汚せないなんて思えるくらいに透明だ。

It's day to day around whooping cough. This is my risky soul. And sold the world.
Deep metaphor meets the bad friday. I welcome to the looking for my heartbeat.
And only night hold me tight. I sold the world.

(百日咳を巡る日々だ。これは僕の危険な魂であり世界を売ったんだ。
深みのある隠喩は胸糞悪い金曜日と出会った。僕は僕の心臓の鼓動を探しに行く事を歓迎する。
そして、夜だけが僕をきつく握り締める。僕は世界を売ったんだ。)

パラレルワールド・トウキョウ。
身体を持たない僕の心だけがある日をロード。
リアルである必要もねぇと、あらゆる平行世界を旅してきた僕が考える度、
「考え過ぎ」って君は言うけど他の世界では言われなかったよ。

聴き直すニルヴァーナ、こっちの世界のニルヴァーナ。
11枚目のアルバムを出したらしいんだよ。
聴き直すニルヴァーナ、こっちの世界のニルヴァーナ。
11枚目のアルバムを出したらしいんだよ。



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